« わたしの目の前は真っ黒だけど | トップページ | 沈丁花の香りがうとましい夜 »

2005.03.11

今夜もCARINHOSOを歌いたい!

友人の弘美ちゃんの「CD発売記念ライブ」に行ってきた。今月一杯で休業してしまうブラジル音楽と料理の店、コルコバードには、友人達が大勢駆けつけた。暖かい雰囲気の中で、サンバの先生、加々美淳さんとのデュオのライブが始まる。

相変わらず、ありのまま、いつものままの弘美ちゃんのライブ。ことあるごとに加々美さんを振り返りながら愉快そうに、気持ちよさそうに次々と歌っていく。

そして、最後から2曲目の歌は、CDのタイトルになっている曲、CARINHOSO。

弘美ちゃんはこの歌とともに歩んできたと言ってもいいかもしれない。この歌を歌いたくてギターを弾き始めたのではないだろうか。

「歌をうたうときはさ、男の一人や二人を引っ掛けるつもりで歌ってよ」と先生に言われ、「あっちの世界に行っちゃって!」と先生に促され、三軒茶屋のカレー屋さんで、「あっちの世界に行けるようになろう!」と決心した。

ギターを弾き始めて間もないころに、難しいコードが並ぶこの曲を、何時間もかけて先生に弾き方を教わった。それ以来、おそらくこの歌を歌わなかった日はないだろう。

去年の8月、ブラジルのサルバドールのショーロのセッションで、「わたしはこの歌をブラジルの皆さんといっしょに歌いたい」とポルトガル語で自己紹介して歌ってきた。会場じゅうのブラジル人の大合唱と歌い終わったあとの大歓声は、彼女の一生の宝になった。

彼女の歌うCARINHOSO。その魅力は、暖かさと聞き手との一体感。彼女が歌いだすと、いっしょに歌いたくなる。そして、みんなが歌いだすと彼女の歌はますます生き生きとする。

CDの発売は4月2日。「わたしのいちばん好きな歌です」と言ってCARINHOSOを歌っては、CDを一枚、一枚売っていく弘美ちゃんの、いつものまま、ありのままのライブがこれからも続く。

|

« わたしの目の前は真っ黒だけど | トップページ | 沈丁花の香りがうとましい夜 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84574/3251310

この記事へのトラックバック一覧です: 今夜もCARINHOSOを歌いたい!:

« わたしの目の前は真っ黒だけど | トップページ | 沈丁花の香りがうとましい夜 »