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2005.03.02

ファミリーレストランで弾き語り

グランドピアノがある、ちょっとおしゃれなファミリーレストランで弾き語りをさせていただいた。

演奏は2時から。
昼下がりの店内は、遅めの昼食をとる人や、お茶をする人たちでそこそこ席が埋まっている。入り口には「ボサノバ Momoko」と案内板が出ているけれど、演奏を聴きにきたという人はまずいない。駅前のファミレスに来てみたら、たまたま生演奏をやっていた、という感じで、皆さん、それぞれのテーブルで楽しそうにおしゃべりしている。

いつものライブなら、「ブラジルの歌と日本の歌とおしゃべりと」という構成で、にぎやかにおしゃべりをしながら歌うのだけれど、こういうBGMに近い雰囲気では、やたらにしゃべってしまっては聞いている方々にかえって耳障りだろう。
曲名を簡単に紹介する程度で、40分ほどかけて10曲をほとんど続けて歌った。

ざわざわとした店内に向けて歌い始める。
ブラジルの歌から初めて、途中で日本語の歌を3曲ほど入れて、またブラジルの歌の計10曲。歌い終わるごとに、応援に駆けつけてくれた弘美ちゃん以外の人もぱらぱらと拍手をしてくれた。「上を向いて歩こう」を歌い終わると、そのパラパラの拍手の数が、気のせいかちょっと増えたような気がした。意外に聞いてくれているものらしい。

演奏後、店長さんからお話があった。
「歌の雰囲気はとてもいいのだが、音量をもう少し下げて欲しい。お店のお客さんは、あくまでも食事やお茶に来ているので、会話をさえぎってしまうような音量には抵抗がある。何とはなしに心地よく聞こえてくる生演奏、という雰囲気を大事にして欲しい。」というお話。そして、「曲のタイトルや簡単な紹介を必ず入れてください」というお話もあった。

お客様から寄せられたアンケートも店長さんのお話を裏付ける内容のものだった。
「やわらかい声が素敵でした。」
「思いがけなく生演奏が聞けてよかったです」
といったコメントが多かったけれど、「曲名が聞き取れなかった」「曲の説明が欲しかった」といったご指摘もいただいた。

「音量を小さくしてください。Bossa Nova は静かに聴くものです!」という切実な(?)コメントには、ちょっと笑ってしまった。。。。あらら、うるさくてゴメンナサイーーー。

アンケートに目を通して、意外にも丁寧にコメントをくださることに少なからず驚いた。ざわざわとした店内ではあるけれど、アンケートをからも、また、あちこちのテーブルからそこはかとなく伝わってくる反応からも、意外と耳を傾けてくださっていることがわかる。BGMなのだからといい加減に歌ってはいけない。聞いてくださる方の耳に残るような歌を40分歌いきるように集中して歌わねばいけない。心地よい緊張感を感じられる機会だと思った。

まったく知らない人の前で歌わせていただける月に一度のこの機会を、大切にしていきたいと思う。わたしにとっては、飲み屋さん「農家」でのライブと同じく貴重な勉強の場となりそうなファミレスでのライブなのでした。

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