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2005.05.09

親指のタこが痛いのです

数日前、久しぶりに会った友人が「足のイボが悪化して、皮膚科にかかっているんだ」という話をしてくれた。

「イボ?」
「そう。イボ。」
「イボって、タコとは違うの?」
「違う! イボはどんどん大きくなるし、数も増える」
「え? なんで?」
「イボは、ウィルスが原因だから」

無知なわたしは、イボもタコも同じようなものだと思っていたのだが、どうやらこの二つは根本的に違うらしい。

広辞苑を調べてみた。

イボ(疣):皮膚上に突起した角質の小さな塊。表皮が限局的に増殖し、角質層の肥厚をともなって円形または乳頭状の扁平小隆起をなすもの。原因の多くはウィルスで伝染するものもある。

タコ(胼胝):刺激の反復、局部的圧迫を受けてできる表皮の堅く厚くなったもの。手のひらや足の裏に多くできる。

なるほど。

そういえば、わたしの左手の親指には立派なタコがある。ペンダコならぬ「ギターダコ」。

「ギターダコ? なんでそんなところにタコができるの?」
ギターを弾く人に相談すると、みんながみんな不思議がる。どうやら、ギターダコというのは、わたし特有の症状らしい。

このギターダコ。もう、何年も前から悩みのタネになっている。タコが生まれた直接の原因は、たぶん、人差し指でセーハして抑えるときに、思い切り左手に力を込めてギターを握り締めるからだと思われる。きれいに音が出ないと気持ち悪くて、ついつい力が入ってしまう。そして、親指がギターに当たる部分に「刺激の反復、局部的圧迫を受けて」、ギターダコが形成されてしまったのだろう。

ギターを弾き始めて何ヶ月か経ったころ、左手がしびれて、痛くて、2,3曲弾きつづけるのがやっと、という時期があった。ちょうど、次々出てくるコードの押さえ方に頭が大混乱してしまったこともあり、「左手も痛いし、何十個もあるコードは覚えられないし、わたしにはきっとギターは向いてないのよね!」と、何ヶ月か、ギターをケースにしまいっぱなしにしていた時期があった。

でも、やっぱり歌いたくなって、歌うためにはギターを弾かねばならず、またケースから取り出して弾いてみたのだった。幸い、左手が痺れることはもうなかったけれど、その代わり、気がついたら親指にりっぱなギターダコができていた。

しばらくは、我が親指のギターダコと仲良くつきあってきたのだけれど、最近になって、このタコがじゃまで邪魔でしかたなくなってきた。それに、ギターを弾くと少々痛くもある。

困ったなあ・・・ギターダコ、削っちゃおうかなあ・・・削るのも痛そうだなあ・・・軽石でこすってみようかなあ・・・でも、そもそも、左手の抑え方が変わらなければ、またすぐタコは再生するんだろうなあ・・・・
と思い悩む日々も、ギターを弾かない日はなかった。いつものように力を入れて弾くとタコがあたって痛いので、なんとかタこがギターに当たらないように力を加減したり、親指を曲げたり、タこのご機嫌をうかがいながら弾いてみる。タコがギターに当たらないように、と気を使うと、左手が不自由で弾きにくいこと、この上ないのだけれど、でも、少しだけ左手の力が抜けてきたような気がしないでもない。

そうそう。ギター教室の先生も、「ギターの弦は力で抑えるものではありません」と言っていたっけなあ・・。頭ではわかっていても、力を抜くというのは、意識するとよけいに力が入ってしまったりでなかなか難しい。

今のわたしは、「タこがギターに当たらないように」気をつけるという、なんとも現実的な、そして、他の誰も気をつける必要のないようなことを意識しながらギターを弾いているのです。

気をつけて弾いていたら、そのうち、このギターダコ、なくなってくれないかなあ・・・と願いつつ。

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