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2005.08.31

悩ましいフトモモ

今度の日曜日。国分寺のクラスタというライブハウスにて「稲村ひとみ&Momoko対バンライブ」というのがあります。

対バンっていうのは専門用語ですよねえ。ギターを弾いて歌うようになってから数年経ちますが、歌うのは公園だったり、区民センターの文化祭だったり、レストランだったり、古本祭りだったり・・・ 最近は喫茶店や飲み屋ってのもあるけれど・・・ ライブハウスにずっと縁がなかったわたしは、「対バン」という言葉を知ったのはわりと最近のことです。

対バン。

変な言葉ですね。いったい何の略なんだろう? 「バン」はバンドだろうけれど、じゃ、「対」は? 反対の対? 対抗の対?

とにかく。今度の日曜日は、Momokoにしては非常に珍しく、ライブハウスで歌うのです。しかも、対バン! いかにもライブハウスでライブ!って感じですねえ!

さてさて。

「対バン」のお相手のひとみさんは、ブラジル旅行の大先輩にして音楽仲間のお姉さん。そして、ひとみさんは面白いことを考え出す才能の持ち主です。

ひとみさんと初めていっしょにライブをしたのは去年の12月。そのとき、ひとみさんは言いました。

「せっかくの対バンライブだから、対バン名というのを考えたらどうかと思うんですけど、どうでしょう?」

対バン名? ユニット名とかバンド名じゃなくて対バン名??? そのころのわたしは、そもそも「対バン」という言葉自体にまだなじんでいなかったので、「対バン名」という発想には心底びっくり! そうか・・・対バンには対バン名ってのをつけてもいいのか!

「で、対バン名、考えたんですけど、ひとみとMomokoだから、"ふとももの天使"ってのはどうかなあ?」

ふとももの天使??? これまたビックリ!! わたしには逆立ちしても思いつかない「対バン名」ではあります。ひとみさんって、本当に面白いことを考えつく才能の持ち主。

でも・・・清純無垢、純情可憐なMomokoには、"ふとももの天使"っていう対バン名は、口に出して言えませんでした・・・というわけで、対バン名のお披露目はひとみさんにお願いして、第一回"ふとももの天使"ライブはにぎにぎしく執り行われたのでした。

それから数ヶ月の時を経て・・・・ ひとみさんとMomokoは、またまた対バンライブを企画しました。もちろん対バン名は"ふとももの天使"。

ところが、お店のTマスターがこんなことを言い出して、二人を困らせるのです。

「今度こそ、ふとももを見せてくれるんでしょうね!!!???」

え? ふともも? ふとももの天使って、ひとみ&Momokoの短縮形じゃないの? 太ももを見せるつもりなどさらさらないひとみ&Momokoは大いに慌てました。こりゃ、いかん。対バン名、変えなきゃ!

もちろん、新対バン名を考えたのはひとみさんです。

「ジャブチカーバはどうかな? ジャブチカーバ。フトモモの実。わたし、ブラジルで食べたことあるし!」

残念ながらわたしはジャブチカーバ未経験だったけれど・・・・ ジャブチカーバ! この「開けゴマ!」みたいなインパクトのあるおまじない風の対バン名がけっこう気にいりました。それにジャブチカーバの実は美味しいって言うし。うん。ジャブチカーバにしよう!

さっそくTマスターに連絡して、スケジュール欄の対バン名をジャブチカーバに変更してもらった・・・はずが・・・

「ちょっとちょっと、ももこさん!」

ひとみさんが、かなり狼狽気味に駆け寄ってきました。

「ふとももの天使改め、ジャブチカーバって、書いてあるーーー! どーしよう!!」

なるほど。マスターはあくまでも、ふとももという言葉を残しておきたいらしい・・・

それならば、いっそのこと・・・・ とわたしはよからぬことを思いついちゃった・・・

お部屋をお掃除していたら、ずっと前にリサイクルショップでみつけたミニのワンピースが出てきたのです。きれいなオレンジ色が気に入って、わが体型を忘れて衝動買いしてしまったのです。でも、さすがに日常生活では着れません。そのうち、Momokoの部屋のガラクタの山々の奥深くに埋もれていきました。

そのミニのワンピースが出てきたのです。着れなかったら捨てちゃおうと思ったのですが、なんと! なんとかかんとか着れちゃうのです。 じゃあ、これでギターを弾いたらどんなだろう? 椅子に座って、足を組んで、ギターを抱えて、鏡の前で歌ってみました。

たのしいーーーーーーー!!!

なんだか違う自分になった感じでとっても楽しい! まあるい顔でニコニコ笑って、ふとももも露わに足を組んでギターを弾きながら歌っているわたしは、「ふとももの天使」そのもの! 

ジャブチカーバライブ、ほんとにこのワンピースで歌っちゃおうかなあ・・・ でも・・・・ ただブヨンと太いだけのわたしのふとももを見せられるのは、客席のお友達の皆様には迷惑かしらん??

やっぱり、普通の服装で歌うべきかしら。でも、今度のライブで着なかったら、このミニのワンピースは一生着ないだろうし・・・

Momokoのふともも。出すべきか、出さざるべきか・・・ 悩み続けて今夜も眠れないMomokoなのでした。

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2005.08.28

サンバのももこさんを忘れないで

時々、友達に誘われて、合同でライブをすることがある。そんなとき、わたしのことを「サンバのももこさん」と紹介してくれる音楽仲間がいる。

サンバのももこさん。

嬉しいような面はゆいような・・・・・ サンバ、だーい好き! と自分のホームページのタイトルで宣言してしまうぐらいなのだから、「サンバのももこさん」と紹介されて面はゆくなることはないのだけれど・・・・・

実は、意外とサンバを歌っていないのです。

月に何度かあちこちで歌います。喫茶店やレストラン、飲み屋・・・・ そこに居合わせる人たちは、ブラジルの音楽が特に好きなわけではない。音楽が特別好きかどうかも定かではない・・・ そういう場所で歌うとき、さて何を歌おうか、と毎回考える。

サンバは大好き。たくさんサンバを歌いたい。だけれども、サンバはそう簡単には歌えない。

まずリズムと発音が難しい。ブラジル人の体内に脈々と受け継がれているリズムを、日本人であるわたしがそう簡単に真似できるはずはない。ましてわたしはふだんは一人でギター弾き語りというスタイル。ギターと歌だけで、普通の日本人には全然なじみのないブラジルの歌を、楽しく聴いてもらうレベルで演奏するのは並大抵のことではない。

それから、声。どちらかというとほんわかとした雰囲気のわたしの声は、軽い曲やきれいな歌には向いているかもしれないけれど、大地に腰をすえたようなどっしりとしたサンバを歌うには幼すぎる・・・

世の中にはサンバ以外にも魅力的な歌がある。日本には美しい歌詞とメロディの歌がたくさんあるし、最近は、英語の歌もうたいたくなってきた。好きな歌、自分らしさをこめられる歌は、どこの国のどんなジャンルの曲でも歌っていきたいと思う。

それに、サンバでない歌には、聞いてくださる方々の耳になじみのある歌が多い。「知っている歌がたまにあると、聞きやすいです」とライブの後で率直に感想を言ってくださる方もある。

そんなこんなで、最近はこんな風に自己紹介をして歌うことが多い。

「ブラジルの歌と、日本の歌と、ちょっぴりだけ自分で作った歌をうたいます・・・」

でも・・・

今、わたしは猛烈にサンバが歌いたい! 歌うことの楽しさを教えてくれたサンバ。恋いこがれてもなかなか手に入らないサンバ。わたしには本物のサンバは一生歌えないだろうけれど、それでも大好きなサンバを思い切り歌ってみたい。

嬉しいことも、悲しいことも、喜びも辛さも、熱い血潮からほとばしるリズムに託して、歌って歌って、うたいまくって明日を迎える歌。そんなサンバを歌ってみたい。

そう。

だって。わたしは「サンバのももこさん」なんだもの・・・・

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2005.08.19

イタタタタ・・・

1分もしないうちに歌い終わってしまう歌。

SMILE。

なんとか長持ちさせるべく、ギターで間奏を練習している。「三日で弾けるソロギター」の一曲めみたいな間奏。しかも、歌の半分のところまでしか思いつかなかった。それでも、けっこう楽しく弾いているうちに、そこそこ弾けるようになった。

ところが。よせばいいものを・・・・残りの半分も弾けそうな気がしてきました。なんやかんやとない知恵と動かない指を総動員して、前半と少しだけ変化をつけて、なんとか歌一回分の間奏が弾けるような気がしてきました。

そして、引き続けること1時間・・・2時間・・・・痛くなってきたのです・・・お尻が!

木の丸椅子に座って、足を組んでギターを弾いていると、体重のほとんどをお尻で支えることになる。お尻が椅子に当たる部分には、なぜか、お肉も脂肪もあまりついていないようで(もうちょっと上のお尻のところはクッションがきいているのにねえ・・・)、骨が当たって痛くなるのです。(これ、なんていう骨だろ?)

座布団が必要かなあ。でも、座布団を敷くと、椅子が高くなって弾きにくくなるし・・・とりあえず休憩しようっと。

お尻の痛みと戦いながら練習するSMILEの間奏。軽やかに弾ける日はくるのだろうか???

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2005.08.14

まるごと、食べちゃいました。

渋谷マークシティの中のLIONに入った。ビールを飲みに、じゃなくて、お茶をしに・・・土曜の午後。駅の近くの喫茶店はどこも満員だったのです。

コーヒーもソフトドリンクも500円。うーん。ちょっと高いなあ・・と思いながらメニューを見ていると・・・

まるごとオレンジシャーベット 500円
まるごとりんごシャーベット 500円

というのを見つけました。同じ500円払うのならシャーベットの方がお得そう。それに、「まるごと」ってどんなのが出てくるのかも興味ある。

オレンジにしようか、りんごにしようか? 10秒ほど迷った結果、「まるごとりんごシャーベット」を注文しました。

運ばれてきたのは、本当にりんご、まるごと1個!!!

りんごの中身がくりぬいてあって、そこにりんごシャーベットが詰まっている。つまり、くりぬかれたりんごがシャーベットの容器になっているのです。しかも、りんごの上の部分がふたのように乗っかっている。

まるごとりんごシャーベット! なるほどねえー!

入れ物のりんごはカチカチに凍っていて、冷たい、冷たい! 中のシャーベットもカチカチ。しばらくは食べられないなあ・・・

あれ? このりんごのふた、食べられるんじゃない? だって、皮付きのりんごが凍ってるだけだもん・・・

りんごのふたを手でつまんでかじってみた。つめたくて、本物のシャーベットみたい(?)でなかなか美味しい。

ふたを食べ終わると、そろそろ中身のシャーベットが食べごろ。スプーンですくって口へ入れる。なめらかなシャーベット。これがまた美味しい。

中身のシャーベットを食べ終えると、お皿の上にはりんごの器が残ってる。ふたが食べられたんだから、りんごの器だって食べられるわよねえ・・・内側にはけっこうりんごの果肉がくっついています。まだ凍っているけれど、ちょっとずつ指でちぎって食べました。

おしゃべりしてはりんごの器をむしっては食べ。りんごの器をちぎって口に入れたら、またおしゃべり・・・

あっはっは。愉快、愉快。

そしてとうとう、まるごとりんごシャーベットを、本当にまるごと全部食べちゃったのでした。お皿に残ったのはりんごのヘタだけ・・・

うーん。500円で、こんなに美味しく、愉快な想いができるLIONのまるごとりんごシャーベット。お気に入り!

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2005.08.11

ポルトガル語はお腹で話す???

ある日のこと。

時々いっしょにライブをしているパーカッションのお兄さんがこんなことを言い出しました。

「ももこさんは腹式呼吸が全然できていません!」。

え? フクシキコキュウ?? なんだか歌の先生のセリフみたいだなあ・・・・

そうなんです。パーカッションのお兄さんは音楽の先生のように口うるさい・・・じゃなくて、音楽の先生のように丁寧にいろんなことを教えてくれる人なのです。そして、腹式呼吸とはどういうふうにするの、実技指導までしてくれちゃったのでした。

腹式呼吸が歌を歌う上で大切なことはよくわかりました。でも、一度教わって、その場ですぐできるようになるものではありません。お兄さんがそこまで言うのだから、きっと、とっても大事なことなのだろうなあ・・・と思いつつ、なるべく思い出さないようにしておりました・・・だって、お兄さんが教えてくれた腹式呼吸の練習って、とってもくたびれるのですよー。

そうなんです。
ももこさんは、苦しい練習が大嫌い。楽しく歌うのが大好き、という困った人なのです。

それからしばらく経ったある日。

ポルトガル語のお勉強に真面目に取り組みだしたわたしは、その日も、いつものようにテキストのCDのお手本ポルトガル語を聞きながら、いっしょに会話文を発音する練習をしておりました。

そして、ふとあることに気がつきました。

ポルトガル語を話すときは、日本語よりもたくさん息が必要みたい・・・文の最初から最後まで、一定の量の息を常に吐き出しつつ、アクセントや鼻母音のところではさらに勢いよく息を吐き出すと、なんだかポルトガル語っぽくなるみたい。そう・・・もしかしたら、ポルトガル語のアクセントは、強弱や音の高低というよりも、息の強さを意識するといいのかもしれない・・・

たとえば。「こんばんは」のボア・ノイチ。
わたしはずっと、最後の「イ」のところで自然と声が弱くなり、最後の「チ」はほとんど子音だけ発音していたような気がします。

でも、CDのお手本は、(ゆっくり読んでるからちょっと極端かもしれないけれど)、語尾まではっきり、

ボア・ノイチ

と言っているようです。まねして、語尾まで息を弱めずに「ボア・ノイチ」と言ってみたら、「ボア・ノイチ」がちょっと上手になったような気がしました。気をよくして、他の文も、途中で息を弱めずに最後まで息をキープして発音するようにすると・・・・なんだか・・・おしゃべりなブラジル人のおばさんになったような、そんな風に自分のポルトガル語が聞こえなくも・・・・ない。

アクセントのところは、他の部分よりもさらに勢いよく息を吐き出すといいかもしれない。これも、試しにやってみました。

たとえば、薔薇の花という意味のホーザ。「ホ」を長く伸ばすのではないことはもちろんですが、「ホ」を、口を大きく開けた「オ」の形で発音するだけでは、何かがたりない。そこで、「ホ」を発音するときに、勢いよく息を吐き出すようにすると、なんだか、日本風の「ホーザ」からポルトガル語のROSAに近づいたような気がしました。

では、鼻母音はどうだろう? 苦手な鼻母音。これも、口より上にある鼻から息を出すのだから、他の部分よりも勢いが必要なのじゃない? 

心という意味の「コラサオン」
鼻母音の「サオン」の時に、空気を思い切り鼻まで持ち上げて一気に吐き出すような感じで発音してみると、多少それっぽくなったような気がします。

文の最初から最後まで一定の勢いで息を吐き続ける。アクセントや鼻母音では、さらに強く空気を吐き出す。そうすると、ちょっとポルトガル語らしく聞こえるような気がする。

そんなことを意識しながら発音練習をしているうちに、ふと、自分がお腹の筋肉を使って息を出そうとしていることに気がつきました。そうなんです。「勢いよく」息を吐き出すというのは、大きな声を出すというのとは違うみたいなんです。瞬間的に、体の中の空気に圧力をかけて吐き出すような感じ。それには、「大きな声を出そう」という意識よりは、体をポンプのように使うようなイメージの方が合うみたい。

ここまであれこれ考えながら発音の練習をするうちに・・・

あれ?

このお腹の動き・・・・ずっと前にパーカッションのお兄さんが教えてくれたのに・・・・似てる。

ということは・・・お兄さんの言うとおりに腹式呼吸の練習をするとポルトガル語の発音がもっと上手になるのかな? どうなんだろう・・・今度お兄さんに会ったら聞いてみようっと。


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2005.08.07

マウスのボール

パソコンの操作には欠かせないマウス。愛用の無線マウスがなかなか言うことを聞いてくれなくなっちゃいました。「下にいこうよー、もっと下、下!」とマウスを何度も机の上で動かしているのに、画面の矢印はぜーんぜん動いてくれない。

もしかして電池切れ? でもこの間、乾電池は取り替えたばかりなのなあ・・・

ふとマウスをひっくり返してみると、乾電池ケースの他にもう一つ、外れそうなフタがある。そのドーナツ型のフタをはずしてみたら・・・・

ボットン!!

何かが床に落ちた。そして、

コロコロコロコロ・・・・・

と転がって、そのまま行方不明。なにしろお掃除大嫌いのMomokoのお部屋。床はいろんな物がゴチャゴチャあって、マウスの中に納まるようなちっちゃい物を探すのはたーいへん!

数分間。床に目をくっつけて、モノ、モノ、モノをかき分けて、ようやく見つけ出しました。そして、それを手に乗せて、しげしげと眺めました。

マウスのボール。
以外に重たい。
あなたが、毎日毎日、Momokoの言うことを聞いて、働いてくれてたのねえ・・・。
ボールちゃんを撫で撫でして、マウスに戻してフタをしました。

あら、不思議。
マウスはちゃんと動くようになりました。

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2005.08.02

お兄さんの気配りが嬉しかった

吉祥寺のスターパインズカフェというライブハウスに、劉哲志さんのライブを聞きにいった。今年デビュー30周年を迎える劉さんのライブ。

ひとりで会場に行ったわたしは、カウンターで受け取ったジンジャエールを片手に持って、しばしあたりを見回した。広い会場はほぼ満席。こういうとき、視力が弱いわたしは要領よく空席を見つけて座ることができない。立ち見かもしれないな。あきらめかけて、壁際に立ち見の場所を確保しようと歩き始めた。

その時、黄色いお店のTシャツを着たお兄さんがそばを通ったので、ダメもとで聞いてみた。

「空いている席はありませんか?」
「何名様ですか?」
「ひとりなんですけれど」

お兄さんは、一渡り会場を見回して、こう言った。

「こちらの席が一つ空いてはいるのですが・・・柱の影でステージが見づらくなりますが、よろしいでしょうか?」
「はい、かまいません。ありがとう」

そこは、太い柱の後ろの椅子。ステージの左半分が見えない、ということはステージの左側でキーボードの弾き語りをする劉さんは見えなくなっちゃうけれど、どっちみち遠く離れたステージはわたしにはよく見えないのだし、座ってゆっくり聞けるほうがありがたいに決まっている。

そしてライブが始まった。劉さんのオリジナル曲が続く。圧倒的な歌唱力。きっちりと構成されたプログラム。バンドとの共演ならではのアレンジ。すばらしい演奏だった。

前半のステージ最後はカバー曲を、と劉さんが言う。そして歌いだしたのはDESPERADO。この歌が大好きなわたしは、胸をドキドキさせながら聞き入っていた。

すると、わたしの目の前に黄色いTシャツのお兄さんが床に立て膝をしてかがんでいる。なんだろう? せっかくDESPERADOに感情移入して聞いているのに、至近距離で座っていられると、集中(?)できないじゃない・・・なんて、チラッと思わないでもない・・・

劉さんが歌うDESPERADO。すばらしかった。そして拍手とともに前半のステージが終わり、会場が明るくなる。

すると、目の前の床に立てひざをついていたお兄さんが声をかけてきた。
「こちらの席はやはり見づらいので、中の方のお席が空いているか、確認して参ります」
そして、しばらくすると、お兄さんは戻ってきて、
「あちらのお席が一つ空いておりますのでご案内いたします」

というわけで、ライブ後半は、会場のほぼ中央の席に座って、ステージを正面から眺めながら聞くことができたのでした。

大勢の劉さんファンで超満員のライブハウスで、若い店員のお兄さんの細やかな心遣いがとても嬉しかった。

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DESPERADO

その歌を始めて聞いたのはいつだったのか、そんなことは覚えていない。それがイーグルスの曲だとも知らなかった。そうしょっちゅう聞く音楽でもない。それでも、誰かが歌っているのを耳にすると、胸がきゅんとなる歌。

"DESPERADO"

西部のどこかに暮らす一人の男。負けるとわかっていて悪い手のカードを引く男。孤独な男を演じ続けるDesperado。

そんなDesperadoにわたしは語りかける。

   And freedom, oh freedom well, that's just some people talkin'
   You're prisoner walking through this world all alone

   自由? 自由って人は言うけれど。
   お前は、この世をたった一人で歩く囚人じゃないか。

そう、ひとりで自由に生きているはずのDesperadoは、孤独という檻に囚われている。ひとりぼっちの「自由」が、本当にそんなに心地よいのか?とわたしは語りかける。

   Desperado, why don't you come to your senses?
   Come down from your fences, open the gate
   It may be rainin', but there's a rainbow above you  
   You better let somebody love you, before it's too late

   デスペラード、そろそろ正気に戻ったらどうだい?
   そのフェンスから降りて、ゲートを開けるんだ。   
   雨が降るかもしれないが、見上げれば虹だって見える。
   手遅れになる前に、お前を愛してくれる人を見つけるんだ。

Desperadoの頑なな心に、この語りかけは届いたのだろうか。孤独はそれほど美しいものではないと、Desperadoは気づくのだろうか。

"DESPERADO"

今宵、あなたが歌うDesperadoに一粒の涙を贈ろう。

自由と孤独を歌う、男の歌。

"DESPERADO"

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2005.08.01

間奏を笑って弾けるようになりたい

いちばん最近覚えた歌。

Smile.

歌詞カードについているコードを眺めているうちに、なんとなく自分でギターを弾いて歌ってみたくなりました。こうかな、こうかな、と探りながら弾いてみたら、とりあえず弾けそうです。

ただ、問題がひとつ。
この歌、とっても短い! 1分もあれば1回歌えちゃう。だからと言って、2回も3回もただ繰り返して歌って、どんどん盛り上がるという雰囲気の歌ではない。でも、楽しいうただから、なんとか3分ぐらいは歌っていたい。

そうだ。間奏というのは、こういうときのためにあるに違いない! ギターで間奏を弾いてみよう!

と思いつきはしたものの。ただコードを弾くだけの間奏ではあまりにも単純。「ラララ・・・」と歌うという方法も、いろんな歌で採用済みでちょっとつまらない。ギターでメロディを弾いてみたら、面白いかな・・・・

ギターでメロディを弾くというのは、わたしにとっては、宝探しみたいなもの。この音はどこにあるのだろう? あっちこっち弾いてみて、「あ! あった!」の繰り返し。メロディの音、一つ、一つを発掘するのが精一杯で、とてもとてもそれ以上カッコイイことは弾けそうにない。

それでも、メロディとベースの音だけの、「三日で弾けるソロギター」てな曲集の最初の一曲めにありそうな弾き方になっちゃったけれど、それでも、弾いてみるとけっこう楽しい。しばらく練習したら、間奏として弾けるかもしれません。

でもねえ。歌がなくてギターだけ弾く。それもメロディを弾くというのは極度の緊張を強いられます。曲は”Smile"。顔を引きつらせて弾くわけにはいきません。

にこにこ笑って、Smileの間奏を弾けるように、しばらく真面目に練習しようっと。

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