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2005.10.18

あなたもわたしもニッポン人!

10月16日から18日。毎年この三日間は雑司が谷鬼子母神のお会式(おえしき)というお祭りです。日蓮上人を供養するお祭り。地元の老若男女が手に手に太鼓を持って練り歩きます。

テンツク テンツク テンテン
テテ トト テテ トト テンテン

十数人から数十人単位のグループごとに行列を組んで、池袋東口から明治通り、そして目白通りに曲がり、最後に鬼子母神の境内までというコースを練り歩きます。

グループの先頭は、まといを回す粋なお兄さん。そして、カネやホイッスルで太鼓を指揮する人。その後に、手に手にうちわのような形の太鼓を持った人たちが続きます。

テンツク テンツク テンテン
テテ トト テテ トト テンテン

太鼓のパターンはどのグループも共通。ただ、それぞれのグループの構成メンバーによって雰囲気はだいぶ違います。10代の若者のグループは、「ソーレ!」という掛け声とともに、ダンスしながら威勢よく叩きます。大人が多いグループは、ゆっくりめにしっかりと叩きます。

テンツク テンツク テンテン
テテ トト テテ トト テンテン

うちわ太鼓の後ろには、万灯という華やかな飾りが続きます。500個の白い花飾りを25本の枝垂桜状の枝につけ、その中央には提灯がともっています。昔は本物の提灯だったのでしょうが、今は電気。万灯の後ろには発電機を積んだ軽トラックや台車がぴったり寄り添う・・・

高さ2.5メートルほどの万灯を、お兄さんが軸を持ってゆっさゆっさと歩きながら上下に揺するのです。すると、25本の枝垂桜の枝が、真ん中の灯りに照らされながらふわ、ふわっとふくらんでは、しぼみ、しぼんではふくらみ。。。お見事! 力持ちのお兄さんを調達できないグループは、万灯を台車に固定して練り歩く・・・ちょっと残念ね。

テンツク テンツク テンテン
テテ トト テテ トト テンテン

8時過ぎから始まる万灯行列。9時過ぎには続々と鬼子母神に到着します。今宵、うちわ太鼓の音に満たされる幻想的な雑司が谷界隈。

テンツク テンツク テンテン
テテ トト テテ トト テンテン

日本人はリズム感がないと言われるけれど、そんなことはない。西洋のリズムは身についていないかもしれないけれど、日本のリズムはみんなが体に持っている。

たとえば、フラメンコギターを弾く人が、「皆さん、手拍子をお願いします」と言う。リズミカルなギターに客席は手拍子をしたいのだけれど、どこかおっかなびっくり・・・これで合っているのかな? とお互い様子を見ながらの手拍子になる。それが、津軽三味線が盆踊りの歌を弾き始めると、頼まれなくたって、指導がなくたって、みんな自信を持って(?)手拍子を始める。これがまた、バッチリ息が合うんだなあ! あなたもわたしもニッポン人! ハ~ ヨカッター、ヨカッター!!

今夜、うちわ太鼓の万灯行列を見物しながら、叩く人も見る人もウキウキと浮かれているのを見ながら、日本人もお祭り好き、太鼓好きなのよね、と改めて思ったのでした。

テンツク テンツク テンテン
テテ トト テテ トト テンテン

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