カチューシャ 1
「リクエストがありましたら遠慮なくどうぞ。ただし、Momokoへのリクエストは大学病院の予約並み。二ヶ月待ちが当たり前~」
なーんてことを言っているMomokoにリクエストがやってきた。
「りんごの花が咲くちょうど今頃の歌なんですけどねえ・・・」
「何でしょう?」
「カチューシャの歌って言うんですが・・・」
「どんな歌でしたっけ・・・・?」
居合わせたおじ様たちが歌いだしました。
♪カチューシャ かわいや
♪別れの辛さ~
「これに、りんごの花、出てきましたっけねえ・・・・?」
「あの、昔、歌声喫茶でよく歌った歌なんですが・・・」
「歌声喫茶といえば・・・・」
居合わせたおじ様たちが別の歌を歌い始めた。
毎回喫茶店に集まってくださるおじ様達はいろんな歌を知っているらしい。
♪りんごの花ほころび
♪川面に霞たち
「ああ、それならMomokoも知ってます!」
続きをいっしょに歌いました。
♪君なき里にも
♪春は忍び寄りぬ
「そうそう、それです。りんごの花が咲く今頃にちょうどいい歌ですよねえ」
「そりゃ、そうだけど、Momokoへのリクエストは2ヶ月待ちなんで・・・・」
結局その場は一番の歌詞をみんなで歌っておしまいにした。
家に帰ったら調べてみよう。
日本語の歌、それもかなり古い歌をよく歌うわたしは、「日本の名歌」「世界の名歌」という歌集を持っている。
「りんごの花ほころび・・・」はロシア民謡だったよね。じゃ、「世界の名歌」に載ってるはず・・・
あった、あった。
カチューシャ! これ、これ!
りんごの花ほころび
川面に霞たち
君なき里にも
春は忍び寄りぬ
岸辺に立ちて歌う
カチューシャの歌
春風優しく吹き
夢が沸く美空よ
カチューシャの歌声
はるかに丘を越え
今なお君をたずねて
優しその歌声
りんごの花ほころび
川面に霞たち
君なき里にも
春は忍び寄りぬ
ふむふむ。
メロディは知ってるし、歌詞も半分ぐらいは知っているし、コードは簡単だし、ギターで弾くとちょっといい感じ。
短い歌でもあり、一日で弾いて歌えるようになった。
ただ・・・・
10回、20回と歌っているうちに、歌詞に納得がいかなくなってきたのです。
カチューシャというのは女性の名前だよね。「君」というのは恋人でしょう。恋人が遠くへ行ってしまって、一人寂しく岸辺に立って歌うカチューシャの歌。
でも・・・・
なんか、こう、しっくりこない。
恋人が遠くに行ってしまったというのに、どうして
「夢がわくみ空よ」なんてのどかに歌っているんだろう?
なんだか中途半端な歌詞だなあ・・・
いったい、オリジナルのロシア民謡はどんな歌だったんだろう?
調べてみました。
そして、ロシア人がこの歌を歌っていた背景に行き当たって、「その時歴史が動いた」のクライマックスを見たような衝撃を受けたのです。
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コメント
こんにちは。
横須賀での出前歌声喫茶の開催のためのブログを
立ち上げました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemuutagoe
投稿: kemukemuutagoe | 2008.01.01 15:36
みっちゃん、こんにちは。
歌ううた、ぜーんぶ調べるなんてことはしませんよ~ 特にブラジルの歌なんて、意味も知らずに(???)歌ってるうたも多いなあ。ただ一度気になると追求したくなるのですね。
投稿: ももこ | 2006.04.05 09:51
ももこさん、
ちゃんと歌詞の内容を吟味しながら
歌われているんですね。
当たり前かもしれませんが、素晴らしい。
カチューシャ続編、気になります。。
投稿: みっちゃん | 2006.04.05 06:31