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2006.10.29

手首が痛い

ここ数ヶ月、ずっと気になっていた。

左手の手首がおかしい。
特に痛いというわけではないのだけれど、左手を使う動作に、スムーズに力を吸収してくれない違和感があった。

たとえば、建物の入り口のガラス扉を押しとき、不用意に左手を使うと、手首がくにゃっと負けてしまう。


たぶん、原因はギター。
どうしても修正ができない左手のフォームにあるに違いない。

危ないなあ・・・あまり無理をすると、ギターを弾けなくなりそうだ。
そんな不安をそこはかとなく感じながらも、ずっと弾いていた。

・・・・・

このところ、サンバの曲の練習ばかりしていた。暇さえあればギターを出して、バッキングの練習。サンバのCDから聞こえてくるあのギターのリズムは、どうやったら出せるのだろう? ちょっと出来たといっては有頂天になり、やっぱり野暮ったいギターだと気づいては一人で傷つく。

他人が聞いても面白くもおかしくもないバッキングの練習にすっかりとりつかれる日々。

そして、昨日、気がついた。

明日はクラシックギターのレッスン日!
1ヵ月後には発表会!
クラシックの曲、1ヶ月以上全然弾いてない!
どうしよう・・・

・・・・・

きょうのレッスンでは、当然、来月の発表会の曲の話になった。

「あの、先生。ここのところサンバの練習に打ち込むあまり、発表会の予定曲を練習してないんです・・・どうしましょう」と、おそるおそる切り出してみた。

「予定曲はブロウウェルの"シンプルエチュード"とゴンチチの"放課後の音楽室"ですよね? とりあえず聞かせてください」と先生がおっしゃるので、とりあえず弾いてみた。

1ヵ月半ぶりに弾く2曲。
大好きな曲。春から夏にかけて、けっこう熱心に練習していた。

そうだ・・・

この2曲を根をつめて練習していたころだ・・・手首の違和感を感じ始めたのは。

2曲とも、かなり指を開く押さえ方が出てくる。何度も弾いていると左手の小指の付け根から手首にかけて鈍い痛みを感じてしまう。

きょう、先生の前で弾いている間にも、徐々に左手の小指側が辛くなってくる。

「実は先生。この2曲は弾いているうちに手首が痛くなるんです」
「それはですね。ももこさんが手首を折るクセがあるからです。
そこを修正しないと腱鞘炎になりますよ」

そして、手首を折らずに正しいフォームで押さえるように、いろいろとアドヴァイスをしていただいた。

もう何度も修正されているのだけれど、なかなか「正しいフォーム」にならない左手が恨めしい。

先生の指導のもと、こうかな? こうかな? と左手の形を意識しながら課題曲を弾いているうちに・・・・


痛くなってきた。

小指の自由がききづらくなってきた。


そして。


レッスンが終わってからも、ギターを弾かないでいても、何をしなくても、左手の小指の付け根から手首にかけての鈍い痛みは消えてくれない。


弾きたくて、弾きたくてたまらない今、手首が痛いなんて、我が身がもどかしくてたまらない。

でも、無理はやめよう。
ほんとに弾けなくなっちゃったら悲しすぎるから。

ギターは弾かなくても、
歌を歌ったり、CDにあわせてリズムをとったり、やることはいくらでもある。

サンバはギターだけじゃないものね。


でも、弾けないとなると、よけいに弾きたくなるのよねえ・・・・

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2006.10.26

わすれられないプレゼント

こんなライブでした その12

10月13日(金) 7:30~
高田馬場 自然食レストラン ライフリー
"Momokoバースデーライブ"

*****

去年に引き続き、ライフリー特製特大バースデーケーキが登場するMomokoバースデーライブ。

「いっしょにケーキを食べようよ~♪」と友人知人を総動員。

サンバ好きの友達は、パンデイロ、タンボリン、ガンザ、そしてなんとタンタンまで持ち込んでの「臨戦態勢」。

わたしも、「きょうはお誕生日だもんね。大好きなサンバを絶唱、熱唱するんだもんね!」と宣言して、サンバ好き以外は誰も知らないようなサンバを次々歌う。

サンバシスターズのパーカッション隊に先導されて、店長さんと店員のお兄さんの二人がかりで登場した特大バースデーケーキが店内を一周する。

ロウソクをふ~っと吹き消した後は、サンバシスターズ&Momokoで、「トリスターズ」大合唱。


と、ことほどさように、賑々しく、愉快に、和やかに、Momokoバースデーライブの夜は更けていった・・・・


ただ、一つだけ気がかりがありました。

バースデーライブとはいえ、貸切ではありません。
ライフリーに食事しにいらした普通のお客様が何人もいらっしゃいます。

ゆっくり食事をしようと思ってレストランに来てみたら、Momokoとかいう人の誕生日会で大騒ぎ。こりゃ、オチオチご飯も食べてられない・・・・ と思われないかしら。ご迷惑ではないかしら・・・

実際、早々に食事を済ませて店を出て行かれた方も何人かいらっしゃった。大丈夫かな・・・と心配になる。

が、店長さんはノリノリだし。

それに、お食事の後もお席に残ってライブに付き合ってくださる方々もいらっしゃった。

「おめでとうございます。ケーキ、ご馳走様」と何度も声をかけていただいた。


ライブ終了後。

楽器や機材の後片付けをしていると、店長さんがつかつかとやってきた。

「ももこさん。これ、ももこさんにお手紙ですよ」
「え?」

やっぱり、「うるさい」という苦情が来たのかなあ・・・

「あそこの席に座ってらしたお客様からです」

小さくたたんだメモ用紙を恐る恐る開いてみる。

鉛筆書きのめもは・・・

仕事がひと段落して食事に寄ってみたら、今の自分の気分にぴったりの歌が聞けてとても嬉しかった。お誕生日おめでとう」という内容のお手紙でした。


たまたま食事にみえたお客様の、暖かいお手紙。それは、48回目の誕生日イヴを、最高に幸せな夜にしてくれたバースデープレゼントでありました。

*****

演奏曲

7:30~
1. Moleca
2. Se Alguem Pergunta Por Mim
3. Amigos Sambistas
4. Menina Moça
5. Chega de Saudade
6. Teco Teco

8:30~
1. One Note Samba
2. 誕生日のソネット
3. 涙そうそう
4. Mestre-Sala do Amor
5. O Que É, O Que É?
6. Rosa
7. ハッピー・カレーライス

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2006.10.18

それはないでしょ、お登紀さん!!!

こんなライブでした その11

10月7日(土) 6時半から
西巣鴨 カフェ・ド・ノーブル
ハーモニカのKAZU岡田さんと二人でライブ。

*****

9月のノーブルのライブの日。
そろそろ歌い始めようかなあ・・というときに、毎月聴きにきてくださるおじさまに話しかけられた。

「ももちゃん、きょうはアレを歌ってくれるよね?」
「アレって何でしたっけ?」
「アレだよ、アレ。琵琶湖就航の歌。」
「えええ??? それは・・・・きょうはちょっと歌えない・・・」
「なんだよー、今度歌うっていってたじゃないのー!」
「そ、そ、そうでしたっけ・・・・?」

琵琶湖就航の歌のリクエストは確かにありました。
それは、今年の春のノーブルで「歌声喫茶」をやってみたとき。
「次の機会には琵琶湖就航の歌もうたいたい」とリクエストがありました。
でも・・・Momokoが歌うリクエスト、とは思っていなかったのです。

「来月は歌うからね。1ヶ月お待ちを・・・」

Momokoへのリクエストは大学病院の予約並み。2ヶ月待ちが当たり前~なのですが、急きょ、1ヶ月で覚えて10月のノーブル・ライブで歌うことになりました。

・・・・・

琵琶湖就航の歌。
これは、もともとは旧制三高(現在の京都大学)のボート部の歌でした。当時の旧制高校は7月が卒業式。卒業を前にボートで琵琶湖を一周するという恒例の行事があり、その行程を歌ったのが琵琶湖就航の歌です。後には京都大学の寮歌になりました。

琵琶湖周辺の名所、旧跡と若者のロマンチックな心情を盛り込んだ曲。

なにしろ琵琶湖を一周するので、歌詞が6番まであります。

6番まで全部覚えなきゃだめかなあ。
3番か4番で終わりじゃだめ?
でなければ、4番と5番を飛ばして6番を歌っておしまい、とか・・・

だめなのです。

琵琶湖を周遊しながら、徐々に徐々に高揚していく若人の心情を歌うには、6番を通して歌わないといけないのです。

えらいこっちゃ。

9月いっぱい、歩いているときはもれなく「琵琶湖就航の歌」を歌いました。おそらく数百回歌ったことと思います。どうにかこうにか歌詞をすらすら歌えるようになったところで。

次にギターの伴奏を考えます。同じ伴奏を6回繰り返したら、聞いているほうも、そして歌っているほうも飽きてしまいます。

琵琶湖めぐりの旅を楽しく描けるような、そして、最後の「語れ我が友、熱き思い」というくだりに向かって盛り上がっていく詩にふさわしいような、(そしてわたしのギター技術で弾ける範囲の)ギターの伴奏を考えました。

10月に入り、6番までギターを弾いて通して歌う練習をひたすら行いました。

・・・・・

10月7日。ライブ当日。
今回はハーモニカのKAZU岡田さんとの共演です。
1年ぶりの岡田さんとの共演。岡田さんのハーモニカといっしょに歌ったりギターを弾くのはとてもとても気持ちいい。

ブラジルの歌から始まって、何曲か二人で演奏したところで、岡田さんには休憩していただいて、「琵琶湖就航の歌」の出番となりました。

イントロを弾き始める。
アルペジオをきれいに響かせようと意識すればするほど指が震えます。
緊張で喉が締めつけられるような気がする。

歌いだしました。
とにかく歌いとおしました。
6番まで。

琵琶湖就航の歌は男子学生の歌です。美しい詩とメロディではあるけれど、どこまでもまっすぐに、のびのびと、堂々と歌う歌。

そんなイメージで練習してきたつもりでした。
でも、6番までの長丁場。しかも、雄大に、ドラマを感じてもらえるような弾き語りにしたいという思い入れがあったりする。

結局、自分で自分に緊張を強いてしまい、上ずった声でとりあえず最後まで歌うことしかできなかった。

ああ、悔しい。
本当に、上手になりたい。
歌も、ギターも。

「ありがとう! ももちゃん!」とリクエストのおじさまが言ってくださる。

「大変だったのよ~! 6番まで歌詞があるんだもん!」
「おれ、3番までしか知らなかったよ。ごくろうさん! 次は鉄道唱歌をよろしくね~」

とりあえず、リクエストにはなんとかおこたえしたことにはなったようです。

・・・・・

数日後。ふらりと立ち寄ったノーブルでコーヒーを飲んでいると、たまたまBGMに加藤登紀子が歌う「琵琶湖就航の歌」が流れてきました。

自然と耳を澄ましてしまいます。オーケストラをバックに歌う加藤登紀子の歌は、さすがに聞かせどころのある大人の歌です。

ところが・・・・


あれ? 4番でおしまいにしちゃうの?

それはないでしょ、お登紀さん!!!

*****

演奏曲

1. ワン・ノート・サンバ
2. Wave
3. A Felicidade
4. 思い出の夏
5. O Barquinho
6. 琵琶湖就航の歌
7. 涙そうそう
8. 少年時代
9. Felicidade~しあわせは
10. 上を向いて歩こう


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2006.10.08

腹が減っては・・・

こんなライブでした その10

9月22日(土) 19:30~
高田馬場 ライフリー
Momoko(歌とギター)&ウォルフィー佐野(パーカッション)

*****

お店に着いたのは6時ちょっと過ぎでした。

アンプとマイクスタンドを出して、
マイクやギターをアンプにつないで、
演奏の準備をします。

そうしているうちに、ウォルフィーさんがやってくる。
ちょっとした楽器屋さんみたいなウォルフィーさんのパーカッションコーナーがだいたい出来上がったころに、ウォルフィーさんのマイクもアンプにつないで、二人の声とギターの音を調節する。

7時過ぎ。
準備完了。

ほっとしたとたんに、急速に・・・おなかが空いてきました。


・・・・・

ライブというのはけっこうな肉体労働なのです。
歌や楽器を演奏するのももちろんそうですが、なんといっても、楽器や機材を運んでくるところがまさに肉体労働です。

Momokoの背中に背負ったギターケースには、ギターの他に、マイク、ギター用シールド、マイク用シールド、ミキサー用のシールド、チューニングメターなどが入ってます。

シールドって重たいのですよ。

そして右手にはマイクスタンド。

左の肩に下げたショルダーバッグには、歌うときに着用する衣装と靴、販売用CD、チラシ、ペットボトルに入れたお茶、折りたたみ傘、ハンカチ、ちり紙、風邪薬などなどなどなど・・・・

けっこう重たいのです。

これらをすべて、よっこらしょ!と担いでお店に行く。こりゃ、りっぱな「ひと仕事」でございます。

ウォルフィーさんの荷物は、ももこの荷物の何倍もの重さです。「これからエベレスト山登頂を目指だす登山家か?!」と誰もが思わずにいられない巨大なリュックに、ボンゴ、ボンゴのスタンド、レインスティックにウィンドチャイムとそのスタンド、ダルブッカ、クイーカ、パンデイロ、タンボリン、カバサ、ガンザやトライアングルといった小物楽器などなどなどなど・・・・を詰め込んで、よっこらしょ!(とウォルフィーさんが言うかどうかは知らないけど)と運んでくるのです。

この荷物を背負ってお店にたどり着くと、店長さんがすかさず持ってきてくれる冷たいお茶で一服。

そして準備開始。

ひととおりの準備が終わるころには・・・

お腹が減るじゃあないですか!

・・・・・

この日のお腹の空きようは尋常ではありませんでした。なにかお腹に入れておかないと、ライブの途中で目が回りそうだ。

お財布を持って、入り口近くのお菓子の販売コーナーに行きました。美味しそうなクッキーやパンが並んでいます。

でも、どれも・・・・かわいいパッケージにちょっぴりずつ。

「どのお菓子がいいですか、ももこさん?」と声をかけてくれた店長さんに、思わずすがりついてしまいました。

「あの・・・・・お腹がすいちゃって・・・」

Momokoさんがお腹がすいた。
そりゃ一大事!と店長さんは思ったに違いない。

「おにぎり作りますよ~!! 黒米のおにぎり!」

その一言で、わたしの顔はぱ~っと明るくなった(に違いない)。ライフリー特製黒米おにぎりをウォルフィーさんと1個ずつ食べて、エネルギー補給完了。上機嫌で歌いだすことができたのでした。

・・・・・

聞くところによると、歌をうたうひとは、本番前には物を食べないそうです。満腹の状態では思うように声が出ないからだそうな。

歌が上手になりたいと願ってやまないMomokoではありますが、ライブの途中でお腹が減ったらどうしよう、という不安を抱えて歌うことはできそうにありません。

ライブ終了まで元気に歌い続けるエネルギーをお腹に蓄えずして、歌い始めることはできそうにありません。

お腹いっぱい、元気いっぱいで上手に歌えるようになりたい。

そして、思い切り歌ったあとに、美味しいご飯を食べて、「あ~、幸せだなあ~」と機嫌よくなる本能に忠実な歌い手であり続けたい、と思うのでした。

*****

演奏曲

7:30~
1. ワン・ノート・サンバ
2. イパネマの娘
3. SE ALGUEM PERGUNTA POR MIM
4. カーニバルの朝
5. オリビアを聞きながら
6. CHEGA DE SAUDADE

8:30~
1. 少年時代
2. WAVE
3. O PATO
4. ロボ・ボボ
5. 黒猫のタンゴ
6. FELICIDADE~しあわせは
7. 上を向いて歩こう
8. ブラジルの水彩画
9. TRISTE MADRUGADA

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2006.10.04

力を抜くって難しい

こんなライブでした その9

すかいらーくガーデンズ多摩センター駅前店

9月8日(金) 20時~
9月20日(水) 14時~

*****

すかいらーくでのBGM風弾き語り。
さすがにだいぶ慣れてきました。
目の前を運ばれていく料理。
入ってくる人、帰る人。
グラスにお水をついでテーブルに向かう店員さん。
あっちのテーブルの笑い声。
こっちのテーブルのナイフとフォークの音。

そんな店内の様子を眺めながら歌う余裕が出てきた。
そして歌っている最中に、ふっと、「力が入っているなあ」と気がつくことがある。


ギターを弾くと、どうしても方や腕に余計な力が入る。
疲れるという自覚はないのだけれど、しばらくギターを弾くjと、首も腕も肩もコチコチにこわばっている。

こんなに力が入っていては、指も自由に動かない。
声だってのびのびと出せない。

力を抜くというのはなんとも難しいことで、「力を抜こう」と意識した瞬間に、意識しすぎて別のところに力が入ってしまったりする。

20日のスカイラークの前日に、治療院で全身を丹念にマッサージしてもらった。
そのマッサージの効果だろうか。
20日のライブでは、歌っている途中に「あ、力が入っているな」と感じると、すとんと力を抜くことができた。
力が抜けた状態を感じることができるのです。
力を抜くとはどんな状態に戻ればいいのか、自分の体を無理なく支える方法は何なのか、が感じられるようなのです。

この日はとても楽に歌えました。

ただ・・・・その感覚をなかなか覚えていられないのです。

4,5日もたつと、パソコンと仕事で無理な姿勢を長時間とることで、また体はこわばってしまう。

ギターを弾くと、すぐさま肩や腕がコチコチに硬直してしまう。

力を抜く。
無理のない姿勢で、のびのびと弾いて歌う。

これが今の最大の課題です。

*****

9月8日 演奏曲

8:00~
1. ワン・ノート・サンバ
2. Wave
3. A Felicidade
4. Palpite Infeliz
5. 少年時代
6. オリビアを聞きながら
7. Triste Madrugada

8:40~
1. O Pato
2. イパネマの娘
3. Chega De Saudade
4. 沈黙の薔薇
5. 夏の終わり
6. 百万本の薔薇
7. Tristeza

********


9月20日 演奏曲

1. Wave
2. O Barquinho
3. Chega De Saudade
4. A Felicidade
5. カーニバルの朝
6. 少年時代
7. 上を向いて歩こう
8. オリビアを聞きながら
9. Felicidade
10. Triste Madrugada

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