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2006.10.18

それはないでしょ、お登紀さん!!!

こんなライブでした その11

10月7日(土) 6時半から
西巣鴨 カフェ・ド・ノーブル
ハーモニカのKAZU岡田さんと二人でライブ。

*****

9月のノーブルのライブの日。
そろそろ歌い始めようかなあ・・というときに、毎月聴きにきてくださるおじさまに話しかけられた。

「ももちゃん、きょうはアレを歌ってくれるよね?」
「アレって何でしたっけ?」
「アレだよ、アレ。琵琶湖就航の歌。」
「えええ??? それは・・・・きょうはちょっと歌えない・・・」
「なんだよー、今度歌うっていってたじゃないのー!」
「そ、そ、そうでしたっけ・・・・?」

琵琶湖就航の歌のリクエストは確かにありました。
それは、今年の春のノーブルで「歌声喫茶」をやってみたとき。
「次の機会には琵琶湖就航の歌もうたいたい」とリクエストがありました。
でも・・・Momokoが歌うリクエスト、とは思っていなかったのです。

「来月は歌うからね。1ヶ月お待ちを・・・」

Momokoへのリクエストは大学病院の予約並み。2ヶ月待ちが当たり前~なのですが、急きょ、1ヶ月で覚えて10月のノーブル・ライブで歌うことになりました。

・・・・・

琵琶湖就航の歌。
これは、もともとは旧制三高(現在の京都大学)のボート部の歌でした。当時の旧制高校は7月が卒業式。卒業を前にボートで琵琶湖を一周するという恒例の行事があり、その行程を歌ったのが琵琶湖就航の歌です。後には京都大学の寮歌になりました。

琵琶湖周辺の名所、旧跡と若者のロマンチックな心情を盛り込んだ曲。

なにしろ琵琶湖を一周するので、歌詞が6番まであります。

6番まで全部覚えなきゃだめかなあ。
3番か4番で終わりじゃだめ?
でなければ、4番と5番を飛ばして6番を歌っておしまい、とか・・・

だめなのです。

琵琶湖を周遊しながら、徐々に徐々に高揚していく若人の心情を歌うには、6番を通して歌わないといけないのです。

えらいこっちゃ。

9月いっぱい、歩いているときはもれなく「琵琶湖就航の歌」を歌いました。おそらく数百回歌ったことと思います。どうにかこうにか歌詞をすらすら歌えるようになったところで。

次にギターの伴奏を考えます。同じ伴奏を6回繰り返したら、聞いているほうも、そして歌っているほうも飽きてしまいます。

琵琶湖めぐりの旅を楽しく描けるような、そして、最後の「語れ我が友、熱き思い」というくだりに向かって盛り上がっていく詩にふさわしいような、(そしてわたしのギター技術で弾ける範囲の)ギターの伴奏を考えました。

10月に入り、6番までギターを弾いて通して歌う練習をひたすら行いました。

・・・・・

10月7日。ライブ当日。
今回はハーモニカのKAZU岡田さんとの共演です。
1年ぶりの岡田さんとの共演。岡田さんのハーモニカといっしょに歌ったりギターを弾くのはとてもとても気持ちいい。

ブラジルの歌から始まって、何曲か二人で演奏したところで、岡田さんには休憩していただいて、「琵琶湖就航の歌」の出番となりました。

イントロを弾き始める。
アルペジオをきれいに響かせようと意識すればするほど指が震えます。
緊張で喉が締めつけられるような気がする。

歌いだしました。
とにかく歌いとおしました。
6番まで。

琵琶湖就航の歌は男子学生の歌です。美しい詩とメロディではあるけれど、どこまでもまっすぐに、のびのびと、堂々と歌う歌。

そんなイメージで練習してきたつもりでした。
でも、6番までの長丁場。しかも、雄大に、ドラマを感じてもらえるような弾き語りにしたいという思い入れがあったりする。

結局、自分で自分に緊張を強いてしまい、上ずった声でとりあえず最後まで歌うことしかできなかった。

ああ、悔しい。
本当に、上手になりたい。
歌も、ギターも。

「ありがとう! ももちゃん!」とリクエストのおじさまが言ってくださる。

「大変だったのよ~! 6番まで歌詞があるんだもん!」
「おれ、3番までしか知らなかったよ。ごくろうさん! 次は鉄道唱歌をよろしくね~」

とりあえず、リクエストにはなんとかおこたえしたことにはなったようです。

・・・・・

数日後。ふらりと立ち寄ったノーブルでコーヒーを飲んでいると、たまたまBGMに加藤登紀子が歌う「琵琶湖就航の歌」が流れてきました。

自然と耳を澄ましてしまいます。オーケストラをバックに歌う加藤登紀子の歌は、さすがに聞かせどころのある大人の歌です。

ところが・・・・


あれ? 4番でおしまいにしちゃうの?

それはないでしょ、お登紀さん!!!

*****

演奏曲

1. ワン・ノート・サンバ
2. Wave
3. A Felicidade
4. 思い出の夏
5. O Barquinho
6. 琵琶湖就航の歌
7. 涙そうそう
8. 少年時代
9. Felicidade~しあわせは
10. 上を向いて歩こう


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