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2012.06.10

ヨイトマケの歌

6月9日(土)の夜。
鼻笛奏者モスリンさんからのお呼ばれで、大宮からシャトルで12分の原市アースカフェに歌いに行ってきました。

前半はももこが歌いました。

WAVE(ボサノヴァ)
When I Am 64 (ビートルズ)
第三病棟(さだまさし)
瞳はダイヤモンド(松田聖子)
上を向いて歩こう(坂本九)(モスリンさんの鼻笛と)
Felicidade~しあわせは。。。(ブラジルのフォークソング)

あいにくの雨の中を来てくださったモスリンさんファンの方々に暖かく聞いていただきました。
ありがとうございました。


そして後半、モスリンさん登場です。
久しぶりにじっくり聞かせていただきました。
鼻笛と歌の生の音がアースカフェの隅々に気持ちよく響きます。
なつかしいメロディあり、トルコ行進曲の曲芸ならぬ「曲吹き」ありと、楽しいプログラムであっという間に時間が経ち、最後の歌になりました。


 父ちゃんのためならエンヤコラ
 母ちゃんのためならエンヤコラ
 もひとつおまけにエンヤコラ


三輪明宏の名曲、ヨイトマケの歌。

昨夜、モスリンさんの歌を聴くうちに気がついた。

私はヨイトマケが何なのかを知らない。

土方の仕事をしていたお母さんは、具体的にどんな作業をしていたのだろう?


 父ちゃんのためならエンヤコラ
 母ちゃんのためならエンヤコラ
 もひとつおまけにエンヤコラ


これは掛け声だ。
大勢で一つの作業をしている掛け声だ。

丸太を引いている?
穴を掘っている?

どうも腑に落ちない。

ヨイトマケって何ですか?

「え?? ももこさん、知らない? 見たこと、ないですか?」

モスリンさんが丁寧に説明してくれたところによると、ヨイトマケとは、工事現場にやぐらを建てて、重たい石などを入れた容器に綱をかけ、作業員たちが掛け声でタイミングを合わせて重たい石を地面に落とすことによって地固めをする仕組みのことだそうで、モスリンさんは子供のころにヨイトマケを見たことがあると言う。


 姐さんかむりで 泥にまみれて
 日に焼けながら 汗を流して
 男に混じって綱を引き
 天に向かって声をあげて
 力の限りうたってた
 母ちゃんの働くとこを見た


なるほど。建設現場の地固めの作業だったのか。
街や村の中、人々が行き交う傍らの建設現場での作業だったわけだ。
だから、学校の帰りにヨイトマケの母ちゃんを見たとうたっているのか。


 父ちゃんのためならエンヤコラ
 母ちゃんのためならエンヤコラ
 もひとつおまけにエンヤコラ


母をたたえる歌だろう。
母への感謝の歌だろう。

自分の原点を見つめる歌でもあろう。

そして。

再生を誓う歌でもある。


昭和の証人として、ひとりの歌い手として、ひとりの人間として、この歌をうたいつづけたいという思いを感じた、モスリンさんの「ヨイトマケの歌」でした。


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