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2013.02.12

かんそういも

西友でお買い物していたら、そばにいたおば様が店員のお兄さんに話しかけているのが耳に入った。


おば様:かんそういもはどこでしょう?
店員:かんそういもですか?
おば様:そう、かんそういも。お芋を干したものなんですけれど。
店員:サツマイモに砂糖をまぶした干し芋というお菓子ならございますが?
おば様:いえ、お菓子ではなくて、かんそういもが欲しいのですが・・・
店員:申し訳ございません。当店では取り扱っておりません。
おば様:そうですか・・・


これは聞き捨てならぬ。

ちょっとちょっと店員さん。
かんそういもは干し芋のことですよ。
それに、干し芋はサツマイモを干したもので、砂糖をまぶしたお菓子ではありませんよ!

と店員さんにお説教するのはやめにして、おば様に話しかけた。


ももこ:あの・・・かんそういもをお探しなんですか?
おば様:そうなんですよ。
ももこ:かんそういもは、果物の売り場の横の棚にありますよ。ご案内します。こちらです。


乾燥芋や干し柿が並ぶ棚へとおばさまをご案内。


おば様:あらー、ここにあったんですね。ありがとうございました。


うちの母は茨城は常陸太田という街の出身で、納豆と乾燥芋を食べて大きくなった。
引き売りの八百屋をしていた父親が、大きな俵に乾燥芋を詰めて売り歩いていたそうな。その父親の目を盗んで乾燥芋をこっそりせしめるのが子供時代の母のひそかな楽しみだったそうな。
乾燥芋。お菓子が貴重だった当時はけっこう上等なおやつだったに違いない。

我が家では干し芋のことを、茨城県風に「かんそういも」と言っていました。先ほどのおば様ももしかしたら茨城のご出身かもしれません。
茨城県産の干し芋はいまや高級品。干し芋好きの私も、そう気軽には買えません。


乾燥芋を買いにいらしたおば様といっしょに、久しぶりに茨城の乾燥芋を買ってきました。

ちょっとあぶると柔らかくなって、甘味が増しておいしいんだよね。

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