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2014.06.24

青い森への旅日記6 27年ぶりの青森駅

6月14日、土曜日。
午前8時50分。弘前駅改札口。

「すいません、次の青森行きは何分ですか?」
「特急ですか? 普通ですか?」
「普通で行きます」
「普通ですと次は9時35分になります。」

特急だと青森まで33分、1180円。
普通だと53分、670円。

特急料金510円分でコーヒーを飲もう。

エスカレーターで1階に降りたところのミスタードーナツの前で、なぜか、「あ、クマちゃん!」と独り言。

クマちゃんたちは今ごろ青森でのんびり温泉に入っているんだろうなあ・・・

アップルパイを食べたばかりなのでミスタードーナツは通過して、サンクスへ。
そうだ、青森限定のチロルチョコがあるかもしれない。
探したら・・・あった、あった、見たことのないチロルチョコ! アップルパイチロルかしらん・・・???

Photo_3

今はやっぱりブラジルだよねえ!
Café do Brasilのチロルチョコとエクストラ・ブレンド・コーヒーを買って駅舎2階のベンチでモーニング・コーヒー・タイム。

コーヒーを飲み終わると青森行きの電車に乗り込んだ。。
東京の青梅線みたいな電車。乗り込んだ時には開いていたドアが、しばらくすると全部閉まり、その後のお客はドアの開閉ボタンを自分で押して乗ってくる。
青梅線と違うのは、乗った後に必ず「閉」ボタンを押してドアを閉めるルールが徹底していること。「開けたら閉める」がこち」らでは常識なんだ・・・と観察しているうちに電車が動きだした。
閉まったドア越しにかすかに津軽三味線が聞こえてくる。
弘前駅の発車の音楽は津軽三味線らしい。

9時35分発青森行き普通電車は、途中で特急の通過待ちで数分間ずつ2回停車。青森駅に着いたのは10時半ごろだった。

27年ぶりの青森駅。

27年前、所用で札幌に行くことになった。
飛行機が大嫌いだった私は上野から夜行寝台に乗り込んだ。

あの時も一人旅だった。
青森駅で列車を降りたら、どうやって青函連絡船に乗るのだろう?
鉄道の駅と港はだいぶ離れているのではないかしら? 連絡船の乗り場まで迷わずに行けるかなあ・・・
不安そうにしていた私に、青森にお住まいだというお隣の寝台の女性が「連絡船乗り場まで連れていってあげますよ」と言ってくださった。どんなに安心したことか。
ところが、ホームに降り立った瞬間、彼女は叫んだ。
「あ! スリッパを履いてる! 私、靴を取りに戻ります。このまままっすぐ行くと連絡船乗り場になりますから迷うことはないですよ。気をつけて行ってらっしゃい!」
彼女の言う通り、他のお客と一緒にホームの先をまっすぐ進むと大きな大きな連絡船が待っていた。
鉄道の駅と港がつながっているのには驚いた。あのころデジカメを持っていたら絶対に写真を撮っていただろう。

最初で最後の青函連絡船の旅。その年いっぱいで廃止になった連絡船で。
雪がちらつく初冬の青森駅で夜行列車から連絡船に乗り込むと、まさに「津軽海峡冬景色」の世界だった。

あれから27年か。
すっかり今風の駅舎になった青森駅の改札口を出ると、正面に巨大な傘のようなオブジェが見える。

Photo_4

あれはいったい何だろう? 
青森にいる間に正体を突き止めねば。


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