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2014.07.07

青い森への旅日記11 再会と出会いの青森亭

6月14日(土)午後5時30分。

民家風の建物の中の、ラーメン屋さんの奥隣りの扉には「陽水ナイト」のポスター。

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のれんをくぐって店に入ると、やっぱりいました、成りきり陽水さん!

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カウンターには井上陽水のアルバムコレクションがずらり。CDではない。すべてLPレコード。聞けば、成りきりさんのお兄様の貴重なコレクションだとか。
テーブルの上には井上陽水の歌詞カードが何冊も積んである。分厚い陽水全曲集もある。

今宵の青森亭は「陽水ナイト」。
井上陽水の曲を出演者が思い思いに歌い、最後には全員で”夢の中へ”を「斉唱」するという青森亭恒例のイベントの夜なのだ。

6時を過ぎると常連さんが次々現れた。
さっそく陽水談義で盛り上がるのかと思いきや・・・


青森亭陽水ナイト第0部~アニソン・ナイト

誰が最初に歌い出したかは定かではないが、ダイスケ君のギターで次から次へとアニソン大合唱。アニソンの力は絶大だ。その時代、その番組を共有する者達をあっという間に結び付けてしまう強力な接着剤、起爆剤的効果がある。

アニソン大合唱で場が和んだところで


青森亭陽水ナイト第一部~ゲストカーニバル

実は青森亭初出演というダイスケ君に続いて、東京からお邪魔した3人が歌わせていただいた。

関東3人組の今宵のメインテーマは何と言っても今回の青森ツアーの動機であり目的である”浦安エレジー”。3人それぞれの思いをステージで熱く語って、3人が3人とも、シュンメイさんの詞にそれぞれが曲をつけた”浦安エレジー”を歌う。

青森亭の方々は「なんだ、なんだ? この人たちの今夜の課題曲は浦安の歌なのか??」と、はてなマークを浮かべてらっしゃったかもしれない。

そこに登場したのがシュンメイさん。
落ち着いた声で浦安エレジーのいきさつを語ってくださる。そして、キーボードのクマちゃんとエレキギターのYTさんと3人で、シュンメイさんオリジナルの”浦安エレジー”が始まった。

客席で聞くうちに胸が熱くなる。
クマちゃん達念願の青森ツアーが実現できて本当によかった!
3人の共演を聞けてほんとうによかった!

そして、シュンメイさんのこんな一言を思い出した。

「僕の浦安エレジーは、いろんな人に入ってもらえるようにシンプルなコード進行にしたんです」

“浦安エレジー”にみんなで曲をつけようというムーブメントは、シュンメイさんのこういう懐の深さから自然と生まれたのかもしれない。
しみじみと心の通い合う演奏だった。


青森亭陽水ナイト第二部~陽水ナイト

東京、瑞江のライブハウス、HOTコロッケの名物イベントに「さだナイト」というのがあった。
その名の通り、さだまさしの曲だけを歌うイベントなのだが、1.MCは長く、2.曲がかぶってはいけない、という二つの愉快なルールが課せられる人気イベントで、私もさだまさしの曲を一つずつ覚えては何度か参加させてもらった。

「さだナイト」や「ビートルズセッション」というイベントにはアニソンライブに相通じる独特の一体感と盛り上がりがある。
青森亭の陽水ナイトはどんなふうに盛り上がるのだろうか? 実はひそかに楽しみにしていた。

芝居小屋のような趣きのステージに当てられるまあるい照明の輪の中に、用水路さん、せんせい、シュンメイさんと次々登場しては、陽水の曲の思い出、ギターへのこだわりなどを思い思いに語り、歌う。
最後の成りきり陽水さんことTom.S.さんならではの選曲の演奏が終わると、みんなでステージに上がって

 夢の中へ 夢の中へ♪
 行ってみたいと思いませんか♪

青森亭陽水ナイト恒例の”夢の中へ”を盛大に斉唱して第二部は賑々しく終了。


青森亭陽水ナイト第三部~セッション

自分の出番の中で、ただ一つだけ知っている陽水さんの曲、”Fun”を歌ってみた私。陽水ファンしか知らないであろうこの歌を一緒に口ずんでくださる声が聞こえた時は、さすが陽水ナイト!と嬉しくなった。

セッションタイムに入ると、テーブルの歌集をめくっては曲が決まり、ギターにボーカル、キーボードと、いろいろな組み合わせで陽水ナンバーが続く。

懐かしい曲を聞いているうちに、あの歌が聞きたいとふと思った。

もう何年も前のこと。チビッコ相撲大会というイベントのアトラクションで歌わせていただいたことがある。
勝ち抜き戦の相撲大会。体育館前広場には数組のミュージシャンや大道芸人がスタンバイ。初戦で負けてしまった子供達をおもてなしするという趣向だった。
おばさん二人のユニットでサンバを演奏していた私達のところに、ブラジルの大きな太鼓に興味津々の子供たちが寄ってきた。
しかし、私達が歌うのはポルトガル語のサンバばっかり。

「知ってる歌、やってよ!」とクレーム続出。

知ってる歌って・・・みんなはどんな歌が好きなの?という問いかけに出てきたのは、二人のおばさんにはチンプンカンプンのテレビアニメの歌ばかり・・・

すると、一人の男の子がこう言った。

「もっといい歌があるよ!」

え? いい歌? どんな歌?

「少年時代!」

そして、子供たちは歌い出したのだ。

 なーつが すーぎー、 かぜあざみー♪
 だーれの たそがれに さまようー♪

「もっといい歌があるよ!」男の子の一言は、今も耳に残っている。

あの少年時代を聞きたいなあ。
そんな気まぐれなリクエストにも応えていただけた。


夜も更けて陽水ナイトはお開きに。
皆さんとの名残を惜しみつつご挨拶をして青森亭を後にした。

お隣のラーメン屋さんに寄って夜食にいただいたシジミラーメンでほっとひと息。

音楽をやっていればこその仲間との再会。そして新たな出会いに感謝しつつホテルへ帰ったのだった。


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青森亭さんのブログからお写真をお借りしました。店長さんが撮ってくださった写真満載の楽しいライブレポです。ありがとうございます。

浦安エレジーはTedさん撮影です。ありがとうございます。

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