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2014.07.08

青い森への旅日記12 嗚呼、津軽海峡!!

6月15日、日曜日。午前7時30分。
ホテルを出て右にまっすぐ。交差点を二つ超えて海が見える公園へ出かけていった。

海に向かってまっすぐ立つ。
大きく息を吸って、
お腹に力を入れて、
フォルテシモの声で・・・


 お、か、あ、さーーーーーん!!!


声の向かう先は津軽海峡・・・ではなくて、手元の携帯電話。

金曜の夜から一人で留守番をしている88歳の母へのモーニングコールです。耳が遠い母に電話する時は、大きく、通る声で、子音を強調して、短い言葉に感情を込めて、ゆっくりと発声しなければなりません。
まるで芝居の稽古。間違ってもホテルのお部屋ではできませぬ。
海辺の公園が近くにあって助かった!


午前8時30分。
新幹線で帰るYTさんを新青森まで送り届けてからホテルに戻ってきたクマちゃんの車に乗り込んで出発です。

「昨日は山ばかりだったから、今日は海を見ながら行きましょう」
「海って、太平洋?」
「いいえ、陸奥湾でしょう。」

あ、そうか・・・

「それから十和田湖に寄っていきましょう」
「十和田湖って近くに鉄道が通ってますよね?」
「いいえ、それは田沢湖のことでしょう・・・」

あ、そうか・・・

右も左も何にもわかっていないももこさんを乗せたクマちゃんの車は、まもなく海沿いの道に出ました。赤い小さな鳥居が立っている緑のおにぎりみたいな小さな島を見つけたり、土曜の朝の青森駅から見えた巨大な唐傘の正体を突き止めたりして、青森駅まで戻ってきました。

「ぜひ案内したいところがあるから!」

というクマちゃんについていくと、青函連絡船の前に何やら立派な歌碑があり・・・近づくと・・・

突如、大音量でイントロが始まります。

そういえば、昨日の車の中で「シュンメイさんの津軽海峡が聞けてよかった!」と何度もクマちゃん達が話していたっけ。男子3人、海を向いて整列して斉唱したのか?と思っていたら、こういうことだったのねえ~~~!

目の前には立派な「歌詞カード」があります。石川さゆりとデュエットで熱唱しないわけにはいきません。

はい、皆さんもどうぞ~せっかくなので冬景色バージョンで。


熱唱後は駅前の三角形のビルへ。1階のお土産屋さんでお買い物。

「すいませーん、キティちゃんはどこにいますか?」
「こちらです。ご案内します」

ご案内されて、青森限定りんごキティちゃんお買い上げ。さっそくリュックにつけました。
Photo


青森駅を後にした車は、昨日ドライブした青い森へ。
晴れたり曇ったり。刻々と変わる光の中を走り抜けます。助手席は特等席。クレモンティーヌのフレンチ・ボッサを聞きながら移りゆく景色にただただ見とれるばかりです。

車を停めて間近に眺めた奥入瀬の流れには息をのみました。有名な奥入瀬が十和田湖への流れだと、ここに連れてきていただくまで私は知らなかったんです。
森にまもられた清流。緑に染まる流れ。青い森のもうひとつの恵み。
ここまで来れるとは思っていなかっただけに、感激もひとしおでした。ありがとう、クマちゃん。


そして十和田湖。

「十和田湖といえば、マスの養殖の話を小学校の教科書で読んだような・・・」
「ああ、和井内貞行でしょう」

さすが秋田出身のクマちゃん。すらすらと答えが出てきます。
クマちゃんの解説は続きます。

 「陸奥湾と十和田湖の形は相似形なんですよ」

相似形・・・どれどれ・・・?

陸奥湾(青森県章)Photo_2

十和田湖(衛星写真)Photo_3

なるほど~

「遊覧船はあの二つの岬を巡るので、ここからは見えない岬の裏側が見られるんですよ」

なるほど~

ところで、クマちゃん。
旅に出たらどうしても欠かせないものがあるんですけど・・・

≪つづく≫

 

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

投稿: 株の初心者 | 2014.08.07 09:08

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