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2015.01.30

ももこおばさん@新橋zz

1月最後の火曜日の夜。
はぁと島田さん主催のライブイベントに参加させていただいた。

初めて歌いに行く新橋zz。
渋めのミュージシャンが似合いそうな店内。
丸顔のももこおばさんなんか、浮いてしまいそう。
しかも、重症の歌詞健忘症を患っているももこおばさん。
ライブが始まる前から心臓がドキドキ、バクバク。

あちゃのくん、nekoさん、かつ~こさん。
それぞれに個性的なオリジナル曲を聞かせてくれた。
私が歌うのはみーんなひと様の曲。
しかも歌詞健忘症発症中。

おそるおそるステージへ。

1曲目。Wave~ボサノヴァ。日本語替え歌byももこおばさん。
歌詞健忘症発症中ゆえ、今回は、昔覚えたブラジルの歌ばかり歌うことに。
そう。昔の記憶は残り、最近の記憶が消える。典型的な老年性健忘症の症状。

2曲目。Teco Teco. ブラジルの歌。
早口言葉のようなポルトガル語。噛んだり、つっかえたりしたら格好悪い。
ライブ直前まで何十回も復習→なんとか止まらずに歌えた。 ほっ

3曲目。Amigos Sambistas サンバの師匠の曲。
大事なことはすべてサンバに教わったという大好きな歌。無事終了 ほっ

4曲目。Rosa ブラジルの歌。
いちばん好きなブラジルの愛の歌。なんとか歌いとおせました。ほっ

5曲目。ウィスキー 旅する歌うたい、やなぎさんの曲。
いちばん最近覚えた歌。ということは歌詞健忘症の症状が現れやすい。
ルバートでゆっくり歌って最後までたどりつく。 ほっ

これで予定曲はおしまい。ありがとうございました♪

カウンターの向こうから「アンコール!」

ええええ???? アンコールの練習なんかしてないってば!!!
でも、ありがたいことではあるので、とりあえずギターを抱えなおす。
練習してなくても歌えるのはやっぱり・・・

6曲目。ハッピー・カレー・ライス。ももこおばさんのオリジナル♪

イントロを弾いて歌い出す。
カウンターの向こうから、スプーンを慣らすのか、グラスを叩いているのか、
いい感じのお囃子が聞こえてくる。
こりゃ、楽しい~~

な・の・に

歌詞健忘症の発作始まる。
自分で作った歌なのに。
何百回も歌ってきた歌なのに。
華麗なるカレー賛歌が「ららららら~」とスキャットに・・・

「2番から歌えるよ、きっとー」という声が聞こえたけど、
1番のBメロから歌詞復活。最後まで歌えた。

ほっ

最後は主催者のはぁとさん。
歌もギターも余裕があって、いかにも楽しそう。
前の晩にリクエストされて急きょ覚えたという陽水の曲がなかなかいい感じ~

と聞き入っていると、店の扉が開いて

「ももこさん、シュンメイです!」

青森の友人が現れたのにはただ、ただ、びっくり!

「せっかく青森からお友達がいらっしゃったのですから、ももこさん、一曲どうぞ」

はぁとさんのお心遣いに甘えてステージへ。
シュンメイさんがいらしてくださったのなら、思い出深いあの歌をうたいたい。
昨年の6月、クマちゃん達といっしょに青森に出かけた時に作ったうた。
シュンメイさんの詞にみんなでそれぞれ曲を付けて歌う「浦安エレジー」。

しかし。
歌詞健忘症発症中。
最初の一言が出てこない。

ど、ど、どーしよ~~~

その時。

「私、その歌詞、持ってる」という声が聞こえた。
友人のレイさんが持ち歩いているノートに「浦安エレジー」が書いてあるという。

「レイさん、ステージに来てください!
 私の横に来て、歌詞を読んでください!」

私の左側に立ったレイさんが、ノートに書き留めた「浦安エレジー」の歌詞をゆっくり、ゆっくり読み上げてくれる。
曲に合わせて絶妙のタイミングで歌詞を読んでくれるレイさんの暖かい「歌詞語り」を聞きながら歌った「浦安エレジー」には、二人分の心がこもっていたに違いない。

歌詞を忘れるなんて。
歌を聞いていただく皆さんにあまりにも失礼なことだ。
ご一緒いただいた皆様の暖かさ、寛容さに、心から感謝。

ももこおばさんの歌詞健忘症に特効薬は見つかっていない。
もう、歌うのをやめようか、と思うこともある。

でも、やっぱり歌いたい

なんて人騒がせで欲張りなももこおばさんなんだろうと、呆れてしまうのだけれど。

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2015.01.26

これは美味しいねえ

母が料理を一切しなくなって数年が経つ。
企画力、判断力、記憶力の集大成である料理という仕事。
身体はまあまあ元気なのだけれど、これらの能力がだいぶ衰えた母にとって、料理は手におえない仕事になってしまった。

同居の娘は家事が大の苦手。
記憶力、判断力、計画力はそこそこはあるものの、目が当てられないほどの不器用で料理下手だ。

そんな落第主婦が作る料理を並べての朝ご飯や晩ご飯に、
「ありがとう」「いただきます」と必ず言ってから母は箸をつける。
そして、口に入れる前に「美味しい、美味しい」と言う(笑)。
落第主婦の娘に気を遣ってくれているらしい。

そんな母が「これは美味しいねえ」と言ってくれることがある。

何日も夜遊びが続いた放蕩娘が久しぶりに作った今日の晩ご飯。
鶏肉とキャベツをトマト缶詰と塩麹でぐつぐつ煮込んだ赤いスープをスプーンで一口、食べて、
「これは美味しいねえ」
かぼちゃサラダを一口ほおばって
「これは美味しいねえ」
切り干し大根と人参の煮物を一箸口に入れて、
「これは美味しいねえ」

やったあ! 「これは美味しいねえ」三連発!

そして、最後にどのお皿もきれいに舐めて、「ごちそうさまでした」。

傍目には、年老いた母の面倒を見る娘という構図なのだけれど、私は今も母に育てられているのかもしれない。

「ありがとう」
「いただきます」
「これは美味しいねえ」

という言葉かけによる母の娘育てがもうしばらく続きますように、と、後片づけの台所で願ったのだった。


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パソコンの前で

fufuとbankuとokro soupとpeanut soupと旅友トークでお腹いっぱい、胸いっぱいで帰宅。
もう動けない。このままバタンキュー、おやすみなさーい♪

と呟こうとパソコンのキーボードに伸ばしかけたその手が、ギターを掴んだ。

しんと静かな雑司が谷の夜更け。
そーっとそーっと爪弾いて、声にならないほどの声で歌い始める。
火曜日にzzで歌う予定のあの歌や、
来週のアルカフェの二十分一本勝負で歌う予定のあの歌が気になって
さらっと確認してみるつもりで始まった夜更けの超ピアニシモ練習だったが、
弾き語ること自体が楽しくて、嬉しくて、止まらなくなってしまった。

こんなことが前にもあったなあ。
そうだ、あれは、jijiさんが企画してくれた日本橋の夏のイベント。
ライブの後、jijiさんのギターを借りて
ステージの片隅で一人で弾き語り始めたら、
楽しくって、気持ちよくって、止まらなくなっちゃったっけ・・・

誰かのためにではなく、
何の目的も理由もなく、
ただ、歌いたいから歌うって、
なんて嬉しくて、楽しくて、愛しい行為なのだろう。

省電力モードのパソコンの黒い画面に映るギターを抱えたMomokoが語りかけた。

おかえり、ももこ。
好きな歌をうたうといいよ。
歌とギターは、ももこのためにあるのだから。

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2015.01.25

ウィスキー

年越しらしい支度もせず、それでいて何かと雑用に追われながらの年の暮れ
階下の母の部屋から流れてくる紅白をかすかに耳にしながら、ふーっと長い溜息をついた。

いろいろあった一年。
これといって成し遂げたことのない一年。

来る年もこうして月日をやり過ごしていくのだろうか。
長いため息を吐きだすのと同時に、胸の中に歌の一節が流れた。


  ウィスキー ウィスキー 光の水よ
  俺をどこかへ 連れてってくれ・・・


市川のライブハウス、アルマナックハウスのマイスターがよく歌うウィスキーの歌。
胸の中にその一節が流れたものの、数回しか聞いたことのないその歌の記憶は断片的であやふやなもの。
ネットで検索してもヒットしない。
年始早々はアルマナックハウスも休みだろう。

どうしても聞きたくて、少しでも早く聞きたくて、アルマナックハウスに出演されているMOGAMIさんにお尋ねして、この歌の作者、やなぎさんのyoutubeのリンクを教えていただいた。

旅する歌うたい、やなぎさんの曲、「ウィスキー」。
新年早々、何度も何度も聞いて、泣いた。

・・・・・・・・・・

1月半ばのある夜。
仕事を終えて、高円寺の稲生座に足を運ぶ。
小さな居酒屋風の造りのその店のカウンターにやなぎさんはいた。
ギターとともに車に乗って旅に出ると、2か月も3か月も岩手の自宅には帰らない。旅する歌うたい、やなぎさん。

どうやら本当にウィスキーがお好きらしい。
お酒の歌がいくつも続く。
派手なパーフォーマンスも余計なお喋りもなく、歌い続けるその歌にじっくりと耳を傾ける。
ああ、この人の歌を聴くにはウィスキーのグラスを手に持たねば。
目の前のココアのカップが恨めしかった。

4,50分のステージの最後の曲が終わる。
あれだけ聞きたかった「ウィスキー」は今夜は歌われなかったが、やなぎさんの歌ごころ、旅ごころに浸って、酔った貴重な時間。

ふーっと満足の吐息を吐く。

その時、隣に座っていたほろ酔い加減のお姉さんが叫んだ。

「アンコール! アンコール! ウィスキー! ウィスキー!」

彼女のウィスキー・コールに応えて、ふたたびギターを手にしたやなぎさんが歌い出す。


 小麦の畑なんか 見たことないが
 そこは眩しい光に 包まれているんだろうか


いい加減に酔っぱらったお客たちは、やなぎさんが切々と歌うウィスキーの歌にけらけらと笑う。
そんな酒飲みの輪の中で聞く「ウィスキー」が、実によい。
嬉しくて、嬉しくて、泣きながら聞いた。

・・・・・・・・・・
終演後。

「お姉さん、ウィスキーの歌をリクエストしてくれてありがとう。私、あの歌、大好きなんだけど、リクエストする勇気がなくて・・・」と、私。

「私、知らなかったよー、この歌! でも、気持ちよくなっちゃった。これからウィスキー呑みに行っちゃおう! じゃあね!」

そして、ほろ酔いのお姉さんはウィスキーが待つ次の店へ向かった。

・・・・・・・・・・

ステージで後片付け中のやなぎさんにお礼を言う。

「アルマナックハウスのマイスターが歌っているウィスキーの歌が聞きたくて、MOGAMIさんに教えていただいて、ようやく聞きにくることができました」

「MOGAMIとはもう長いつきあいですよ!」

MOGAMIという呼び方に男同士のつながりを感じて、ただただ羨ましかった。

勇気を出して、もう一言付け加える。

「私はお酒は飲めないのですけど、このウィスキーの歌、うたわせていただいてもいいですか?」

自分のスタイルで歌ってくださいと言ってくださった。


 ウィスキー ウィスキー 光の水よ
 俺をどこかへ
 ここじゃない どこかへ・・・


今夜もひとりギターを弾いて、この歌をうたう。
涙を流しながら、そんな自分に苦笑しながら。


「ウィスキー」 やなぎ

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2015.01.13

展望台への小さな旅

私の部屋には机がない。
いや、机はあるのだけれど、大型のデスクトップパソコンに占領されていて、本やノートを広げるスペースがない。

書き物台としての机がなくても、さして不自由を感じない。
書類のたぐいは居間の食卓に持っていって記入する。
それも年に数回のこと。

友人知人とのやりとりはもっぱらメールになり、ペンを持って手紙や葉書をしたためることがほとんどなくなった。
年賀状でさえ、やっと数枚書くか書かないかという有様だ。

そんな私が、旅先ではこまめに絵葉書を書き送るのだから我ながら不思議なものだ。
旅に出なくてもいい。手近なカフェでコーヒーを傍らに置いて座ると、なぜか、葉書でも書こうかなという気分になる。

1月12日。本日も冬晴れなり。
お弁当を持って文京シヴィックセンターまで散歩に出かけた。
小一時間のウォーキング。
550段の階段を上り、25階の展望室に着くころには汗びっしょり。
マフラーを外して、コートを脱いで、東の空にそびえるスカイツリーを眺める。

こっちがスカイツリーということは反対側に富士山が見えるはず。
展望室をぐるっと反対に回りこむと、高層ビルの間の白っぽい空の中に白い富士山をようやく見つけた。

その瞬間、葉書を書きたくなった。
お正月以来持ち歩いているお気に入りの絵葉書を展望室のガラス窓際の台に載せて、年賀状のお返事を数枚書いた。

これはいい。
展望台までの階段を上って爽快な汗をかき、富士山を探して、東京の街を見下ろして、ちょっとした旅気分に浸ったところで葉書をしたためる。

これは、なかなかいい。

展望台への階段を上る楽しみが一つ増えたようだ。

一昨年の10月の誕生日から上り始めた階段。
本日の展望台行きで、総計10,0161段。
ようやく10万段を超えた。

還暦までに100万段を上ろう!と始めた階段上りだが、1年3か月でやっと10万段。
3年半後の還暦までに100万段達成はちょっと無理そうだ。

目標を掲げなおそう。

「生きている間に100万段の階段を上ろう!」


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2015.01.12

酒とバラの日々~2月の二十分一本勝負

毎度お騒がせしております荻窪アルカフェさんでの二十分一本勝負。

今回のお題は「酒とバラの日々」。

お酒が飲めないももこが語るお酒の世界・・・
皆さんを酔わせることができるでしょうか・・・
ハーゲンダッツのラムレーズンアイスと、ロッテのラミーチョコレートを味わいながら、
酔いのイメージトレーニングに夜な夜な励んでおります・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2月6日(金) 19:30~
荻窪 アルカフェ

チャージ:500円+ドリンクオーダー

19:30-19:50 オルゴリズム(Vo/Cho,Gt)
19:50-20:10 きんや(Gt)
20:10-20:30 Momoko(Vo,Gt)
(20:30-20:50 休憩)
20:50-21:10 タジ(Vo,Gt)
21:10-21:30 marico(Vo,Gt)
21:30-21:50 masaya ono(Vo,Gt)


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2015.01.03

バリアフリー・パズル

お正月三日目。
ママと二人で映画を観にいった。
東銀座の東劇で今日から上映のシネマ歌舞伎「二人藤娘/日本振袖事始め」の二本立て。

20150103_2

暮れにも二人でこの映画館に行ったばかり。
大きなスクリーンに映し出される歌舞伎座の舞台は、映像も音響も素晴らしい。
歌舞伎座で見るよりも細かいところまでよく見えて、なかなかの見応えだ。

あまりにも素晴らしかったので、今日から上映が始まる「二人藤娘」を見にいくことにしたのだが、問題は、東銀座の東劇までどうやって行くか、である。

このあいだはタクシーを使ったのだが、往復9千円余りのタクシー代、毎回は奮発できない。
なんとか地下鉄やバスで行けないものか・・・

東劇の最寄駅は日比谷線と都営浅草線の東銀座駅。
我が家の最寄駅は有楽町線の護国寺駅または副都心線の雑司が谷駅。

最短ルートは、有楽町線で新富町まで行き、そこから徒歩10分で東劇なのだが、この徒歩10分の距離をママと歩くと30分以上かかる。とても歩ける距離ではない。

それに、有楽町線は意外とバリアが多い。
ホームがけっこう深いわりにはエスカレーターが少なく、下りのエスカレーターは一つもない。
階段は上るのも大変だが、杖をつきつき歩くママには、115段の階段を降りるのも辛い上に危険である。
地上に通じるエレベーターまでは、ママの足だと我が家から30分近くのところにある。そこまで歩くだけでくたびれ果ててしまうだろう。

有楽町線は駄目だな。
ということは副都心線だ。
最寄の雑司が谷駅まで徒歩7分、ママの足で20分ほど。
普段の買い物で歩き慣れているルートだから負担感もあまりなさそう。
新しい路線だけあって、地上からホームまでエレベーターとエスカレーター完備。

問題は東銀座までのルートだ。
iPadで検索すると、雑司が谷から副都心線で新宿三丁目→丸の内千に乗り換えて銀座←日比谷線に乗り換えて東銀座というルートが出てくる。

乗り換えはどうだろう?
新宿三丁目の乗り換えは歩く距離もとても短くて便利である。
しかし、二度目の乗り換えの銀座駅は駅の構造が複雑そうだ
それに私自身が銀座駅をよく知らないので、表示を見ながら行くことになる。
弱視の私が単眼鏡で乗り換えの表示を見ている間に、ママはふらふらとどこかに歩いて行きかねない。見失ったが最後、弱視の私にはママを探すことはできないし、迷子のママは銀座から一人で帰ってくることができない。

銀座の乗り換えは私がまず予行演習をしてからでないと無理。今回は使えない。

では、どうやって日比谷線の東銀座に行けばいいのだろう?

日比谷線、日比谷線、日比谷線・・・

そうだ! 中目黒で乗り換えればいいんだ!
一見、逆方向のような気がするけれど、副都心線と直通の東横線で中目黒まで行って、日比谷線の始発に乗ればいいんだ!
中目黒はエスカレーター完備のはずだし、乗車時間もそれほど長くない。

11時。我が家を出発。
私の足なら7分で着くところをママと二人で20分、ゆっくりゆっくり歩いてエレベーターとエスカレーター完備の雑司が谷駅に到着。

杖をつきつき歩くママと初めて副都心線に乗った時、私は当然のごとくエレベーターに乗ったのだが、実はエスカレーターの方がママには快適であることがすぐにわかった。
エスカレーターという乗り物は、乗客を上下に運ぶだけでなく、乗客を前にも運んでくれる。
一方、上下運搬機能しかないエレベーターは、降りてからかなりの距離を歩かなければならず、杖をつきつきのママにはこの距離がかなりの負担なのだ

かくして、長い長いエスカレーターで地下4階のホームへ降りて、東横線直通の副都心線に乗りこむ。
暖かい座席に座るとママは居眠り開始・・・

11時35分、中目黒駅着。
エスカレーターを降りて、隣りのホームのエスカレーターを上って、日比谷線に乗り込む。
恵比須や六本木や霞が関を通って、8つ目の東銀座駅下車。

東銀座駅から東劇方面に出るには、歌舞伎座直通のエスカレーターを使うとバリアフリーなのだけれど、ここを通るわけにはいかない。
歌舞伎座に行ってしまったら、「藤娘を見るのなら歌舞伎座に決まってるでしょ!」とママがダダをこねるに決まってっるから・・・

というわけで、歌舞伎座方面のエスカレーターをあえて避けて、ホームの端のエスカレーターで小さな改札口へ。
そして、本日最大の難所、6番出口の50段の階段下に到着。
さてさて、ママは上れるかなあ・・・
心配する娘を後目に、ママは杖の力を借りてえっちらおっちら上りきった!

6番出口を出て万年橋を渡れば、立派になった歌舞伎座のはす向かいの映画館、東劇はすぐそこ。

上映開始時間の40分も前に東劇に到着してしまった二人は、ロビーのふかふかのソファーでひと休み。

玉三郎演じる藤娘のあでやかな映像を堪能しつつ、暖かくて座り心地満点の座席で母娘で代わりばんこに居眠りしつつ、90分ほどのシネマ歌舞伎を楽しんだ。

帰りの東横線は混んでいて、中目黒から渋谷まで立ちっぱなしのママがちょっとかわいそうだったけど、帰りもなんとか地下鉄で帰ってこれた。

お出かけ大好きなママ。
杖をつきつき歩けるうちには電車やバスのお出かけが楽しみのようだ。
ママがたどれるルートを発見すべく、今年もバリアフリー・パズルへの挑戦が続きそうだ。


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