« 酒とバラの日々~2月の二十分一本勝負 | トップページ | ウィスキー »

2015.01.13

展望台への小さな旅

私の部屋には机がない。
いや、机はあるのだけれど、大型のデスクトップパソコンに占領されていて、本やノートを広げるスペースがない。

書き物台としての机がなくても、さして不自由を感じない。
書類のたぐいは居間の食卓に持っていって記入する。
それも年に数回のこと。

友人知人とのやりとりはもっぱらメールになり、ペンを持って手紙や葉書をしたためることがほとんどなくなった。
年賀状でさえ、やっと数枚書くか書かないかという有様だ。

そんな私が、旅先ではこまめに絵葉書を書き送るのだから我ながら不思議なものだ。
旅に出なくてもいい。手近なカフェでコーヒーを傍らに置いて座ると、なぜか、葉書でも書こうかなという気分になる。

1月12日。本日も冬晴れなり。
お弁当を持って文京シヴィックセンターまで散歩に出かけた。
小一時間のウォーキング。
550段の階段を上り、25階の展望室に着くころには汗びっしょり。
マフラーを外して、コートを脱いで、東の空にそびえるスカイツリーを眺める。

こっちがスカイツリーということは反対側に富士山が見えるはず。
展望室をぐるっと反対に回りこむと、高層ビルの間の白っぽい空の中に白い富士山をようやく見つけた。

その瞬間、葉書を書きたくなった。
お正月以来持ち歩いているお気に入りの絵葉書を展望室のガラス窓際の台に載せて、年賀状のお返事を数枚書いた。

これはいい。
展望台までの階段を上って爽快な汗をかき、富士山を探して、東京の街を見下ろして、ちょっとした旅気分に浸ったところで葉書をしたためる。

これは、なかなかいい。

展望台への階段を上る楽しみが一つ増えたようだ。

一昨年の10月の誕生日から上り始めた階段。
本日の展望台行きで、総計10,0161段。
ようやく10万段を超えた。

還暦までに100万段を上ろう!と始めた階段上りだが、1年3か月でやっと10万段。
3年半後の還暦までに100万段達成はちょっと無理そうだ。

目標を掲げなおそう。

「生きている間に100万段の階段を上ろう!」


|

« 酒とバラの日々~2月の二十分一本勝負 | トップページ | ウィスキー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 酒とバラの日々~2月の二十分一本勝負 | トップページ | ウィスキー »