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2015.06.19

西東京の東の端が見えてきた

マクドナルド新青梅井草店の専用駐車場は、郊外の暮らしへの入り口ではないか?
そんな仮説を立てたうえで、新青梅街道を再び歩き始める。

街並みの変化を見逃すまいと目を大きく見開いて・・・

と言いたいところだが、目を大きく見開いて歩かねばならなかったのは、実は安全歩行のためだった。

天気のいい土曜の午後ということもあるのだろう。
小さいお子さんを乗せた正真正銘のママチャリさんと頻繁にすれ違う。

我が家のご近所にだってもちろんママチャリさんは走っているが、これほど頻繁に、前から後ろからママチャリさんとすれ違うことは珍しい。

なにしろ私が暮らす豊島区は、東京23区でただ一つ、“消滅可能性都市”に挙げられている、人口減少が危ぶまれる区なのだ。( 日本創成会議・人口減少問題検討分科会の2014年5月9日の報告)

たしかに、ここに越してきた40年前には子供たちの遊び声でにぎやかだったご近所が、
今ではしんと静まり返っている。。
小中学校も統廃合が進んだ。
何年も空き家になったままの立派なお家があちらこちらに見受けられる。

そんな「消えそうな街」から目白通り〜新青梅街道をてくてく歩いてきた私の目には、元気なママチャリさんが歩道を行き交う街の活気が眩しく映る。

では、このあたりは若い世代のニュータウンなのか?というと、そうと決まったわけでもなさそうだ。

交差点で信号待ちをしていると、

「ごめんなさい!」

突然腕を掴まれた。
片手にスーパーの袋を提げた70歳ぐらいの女性だった。
歩道を歩いてきたその女性は、交差点のところで一瞬バランスを崩してよろめき、たまたまそこに立っていた私の腕に掴まったらしい。

「大丈夫ですか?」
「はい、すみませんでした」

白いスラックスにピンクのブラウスをこざっぱりと着こなした女性は、ゆっくりゆっくりと歩いていった。

石神井川を渡ると、ママチャリさんに混じって、ガラガラとショッピングカートを押したり引いたりしながら歩くお年寄りとすれ違うようになる。
左手には「団地」という名前がぴったりの4階〜5階建の建物群。
エレベーターはなさそうだ。
ミニバスのバス停には「都営上石神井アパート」とある。

道路の反対側には、広い駐車場の向こうにサミットやいなげやといったスーパーの大きな店舗が見える。
スーパーはもちろん、コンビニもドラッグストアもファミレスも駐車場完備。
車や自転車向きの街の造りだが、多くのお年寄りたちがひっそりと、しっかりと暮らしている。

この街は豊島区のように消えてなくなる心配はなさそうだ・・・

老若男女が行き交う新青梅街道の歩道を歩きながら、街の活気をたのもしく感じる。

うん?
この駐車場に並ぶ車は、どれもこれもピカピカではないか?

あ・・・これは売り物か!!

売り物の車をずらりと駐車場に並べて、よりどりみどり。
新青梅街道沿いにいくつも現れる自動車屋さんの広い「売り場」は、
我が家の近所のこじんまりしたショールームを見慣れている私には新鮮な眺めだった。

こうやって、自分の足で歩く速さで街並みを観察してみると、
電車や車ですーっと通っただけではわからない街の様子が、弱視の私の目にもよく見えて面白い。

それにしても、トイレに行きたくなってきた。
次のコンビニでトイレ休憩をさせてもらおう・・・

≪まだ・・・つづく≫

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