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2015.06.14

建物疎開?

目白通りの西の終点はどこなんだ?
調べてみるものの、どうもはっきりしない。
あれこれ地図を検索していると、

戦車が目白通りにやってきた

というブログに行き当たった。

目白通りに戦車? SF小説みたい・・・

ところが、読んでみて驚いた。
それは、太平洋戦争中の話だった。
目白通り沿いの民家や商店の建物疎開の話。
空襲による延焼を防ぐために目白通り沿いの建物を「疎開」させたのだ。
建物疎開。空襲による延焼を防ぐための、建物の取り壊し。
陸軍の戦車がやってきて、目白通り沿いの建物を一気に引き倒したのだそうだ。
もちろん、住民たちには何の補償もない。

この「建物疎開」という名の建物破壊の最も悲しい結末。
それは、建物疎開によってできた「防火帯」が、米軍が落とした焼夷弾の下ではまったく役に立たなかったということ。延焼を防いだのは、むしろ、当時このあたりに残っていた林や屋敷森だったのだという。


閑静な目白通り界隈に、そんな悲しくも理不尽な歴史があったとは。

虚を突かれた。

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