« ももこさん、事件ですよ! その4「交換条件?」 | トップページ | ももこさん、事件ですよ! その6「一夜限りの母」 »

2015.07.25

ももこさん、事件ですよ! その5「猫かわいがりはダメよ」

7月17日、金曜日、午後2時30分。

大塚駅近くの猫シェルターの代表者の女性との会話は続く。

「4匹の子猫は引き取りますが、交換条件があります!」
「交換条件? どういうことでしょうか?」
「母猫の避妊手術をしてください!」
「でも、母猫は野良猫で、おいそれとは捕まえられないんです」
「捕獲器を貸し出します!」
「でも、捕獲器にその母猫が捕まるとは限りませんよね。」
「お住まい、雑司が谷だとおっしゃいましたよね? 雑司が谷は野良猫が多い地域なんですよ。」
「たしかに・・・」
「これ以上、不幸な子猫を増やさないでいただきたいんです!」
「母猫の避妊手術ができるならしてやりたいですが、捕まえる自信がないんです・・・」

ここで、彼女のトーンが少し落ち着く。

「お宅様が餌をやっているわけではないのですよね。
「ええ・・・」
「わかりました。子猫は引き取ります。うちに譲渡していただきます。」
「え? 引き取っていただけるんですか?」
「うちは今300頭の猫を保護していて、キャパを超えてるんですが、とにかく引き取ります!」
「どうもありがとうございます。いつ連れてくればいいでしょう?」
「今日は無理です。明日の11時半にお願いします!」
「わかりました。よろしくお願いします。」


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


雑司が谷界隈は猫が似合う。
草木が茂る雑司が谷霊園や、
迷路のような細い路地裏で、
自由気ままに生きる猫たち。

しかし、野良猫はご近所の悩みの種でもある。
「かわいい、かわいい」と野良猫に餌をやる人がいる。
その猫たちは次々子猫を産んで、猫はどんどん増える。
不運な子猫はカラスの餌食になる。
餌をあげている人は、無残な死骸の後始末はしない。
見つけた誰かが始末することになる。
猫たちは、厄介なご近所のもめ事の火種でもあるのだ。

4匹の子猫を引き取ってくれることになり、正直、安心したのだが、「不幸な猫を増やさない!」という猫シェルター代表の女性の姿勢に考えさせられた。

とにかく、翌日まで一晩、我が家で4匹の子猫を預からねばならない。

この子達、キャットフードは食べられるのかな?
やっぱりミルクかな?
猫嫌いのママがゴキゲンナナメにならないかな?

一夜限りの4匹の子猫の母親業が始まった・・・

東京キャットガーディアン~子猫の里親募集~

|

« ももこさん、事件ですよ! その4「交換条件?」 | トップページ | ももこさん、事件ですよ! その6「一夜限りの母」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ももこさん、事件ですよ! その4「交換条件?」 | トップページ | ももこさん、事件ですよ! その6「一夜限りの母」 »