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2016.04.01

寄りそうことは幸せなこと

もの憂い春の宵。
ギターを抱えて爪弾けば、
コルコヴァードの出だしのAm6が、
柔かな春の雨音に寄り添うように響く。

寄り添う。

そうか。

先週の土曜の夜の幸福感は、
互いに寄り添う仲間がいたからだった。

ピアノの彼が弾き始めるイントロ。
8回繰り返す右手の和音の
最後の小節のいちばん最後に
そっと鳴らす左手のベース音。
その一つのベース音に誘(いざな)われて
歌い始める“錆びたガードレール”。

  いっぺん戻りたい
  キラキラと輝いていた
  セピア色の記憶

動画を撮ってくれた友人のこのコメントが嬉しかった。

そう。
「キラキラと輝いていた」あの頃を
「わたし」という一人称で歌う時、
「わたし」という役を演じる私。

けれど。
その芝居は、
弾き語りの一人芝居ではない。
ピアノの彼と、シンセとコーラスの彼女と、
3人で織りなす世界。

ゆっくりと和音を鳴らす彼のピアノの
和音と和音の間に、
彼が走らせる車のスピードを感じながら、

彼女が奏でる間奏のオルガンと
そっと寄り添うコーラスに、
ガードレールの物語を共になぞる
彼女のやさしさを感じながら、

私は「わたし」になりきって、
「キラキラと輝いていた」あなたとの思い出を語る。

三人の演者が
お互いの音に寄り添って作り上げる
ひとつのお芝居。

土曜の夜の幸福感は、これだったに違いない。

自分勝手な歌しかうたえない
独りよがりの私に
仲間と寄り添う幸せを教えてくれたお二人に
こころから感謝。

今宵のやわらかい春の雨音に溶け込むように
もう一度だけ、そっとギターを鳴らそう。
コルコヴァードのAm6....

20160401_2

ひょんなことから始まった3人組、スーパースリー。
3人それぞれ、音楽活動に励む日々ゆえ
共演の機会は多くはないけれど、
時には、3人寄り添って、
濃密なお芝居を演じてみたい。

と思っていたら、
明日も農家さんに登場することに。

さてさて。
今度はどんなステージになりますことやら・・・?


Hoppys企画@立川 味酒房 農家
4月2日(土) 18:00開場 18:30開演   

*「ターキー&ジュラン」
*「ビリビリバンバン」
*「スーパースリー(ももこ、Ray♪&Ted) ←出番は1番手、18:30~です。
*「ルート4(きんちゃん&まちこ)
*「Hoppys」

参加費1000円+メニューからご注文をお願いします。
農家プレート、超オススメです♪

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