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2016.05.10

もう一つのチョコレート効果

朝食後に1個。
夕食後に1個。
母と私が食後のお薬のように欠かさず口に入れるものがある。

カカオ70%チョコレート。

半年ほど前だったろうか。
時計代わりにつけっぱなしのテレビから、「高カカオチョコレートには便秘解消と認知症予防の効果がある」という話が耳に入ってきた。

母のトイレでの長時間の頑張りを毎朝見ている。
チョコレートで便秘解消なら、願ったり、叶ったりだ。
しかも、ゆっくりと進行中の母の認知症にも効果があると聞けば、毎日の食生活に取り入れない手はない。
私自身は便秘の心配はないけれど、認知症はぜひとも予防したいところ。

さっそく高カカオチョコを買いに出かけた。
同じ番組を見た中高年が買い占めるのだろう。
どこの店でも品薄な高カカオチョコを求めてスーパーを何軒もハシゴする。

こうして、朝食後に1個、夕食後に1個、まるでお薬のように高カカオチョコを食べるのが母娘の日課になった。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

今朝も、いつものように、箱からチョコを2個取り出そうとして、チョコのパッケージに入っている小さいカードをふと手に取った。
宣伝文句でも書いてあるのだろうと、今まで気にも留めなかったその小さなカード。
今朝、初めて手に取って読んでみた私は、思わず、

へえ~!

と感心してしまった。

我が家で毎日食べているのは、たいていのスーパーに置いてある森永製菓の“カレ・ド・ショコラ カカオ70”というチョコレート。

20160510b

そのパッケージに入っている小さなカードには

「1箱につき1円
 カカオの国の子供達へ
 1 チョコ for 1 スマイル

20160510d

と書いてある。
森永製菓は、毎年のキャンペーン期間中、カフェ・ド・ショコラの売り上げから1箱につき1円を、カカオ生産国の子供達の生活支援に取り組む団体に寄付しているというのだ。

カードの説明書きによると、2015年のキャンペーン期間中には、カレ・ド・ショコラ等数種類のチョコレートの売り上げから18,149,079円をこの取り組みに貢献したとのこと。

20160510a

支援先は、アフリカのガーナとカメルーン。
チョコレートを味わう消費者と、チョコレートを製造販売する森永製菓が、カカオ生産国の子供達の生活環境改善に貢献するという仕組み。

この画期的な取り組みを実践しているのが森永製菓であることが私には意外だった。
学生時代、私は森永の製品は買わないようにしていたからだ。

1950年代に起こった森永ヒ素ミルク事件。
粉ミルクに混入したヒ素が原因で多くの子供達に深刻な後遺症を起こした。
きちんと責任を取ろうとしなかった当時の森永乳業に対し、市民の間から森永製品の不買運動が起きたのだ。

学生時代にその話を知った私も、長いこと森永の製品を買わなかった。

過去にそのような事件を起こした森永という企業グループが、今では、1箱のチョコレートにつき1円をカカオ原産国の子供支援に寄付しよう、という仕組みを作って、貢献している。

さらに驚いたのは、今日調べてみて初めて知った、森永ヒ素ミルク事件のその後の経緯だ。
事件当時、責任を取ろうとしなかった森永乳業だったが、70年代に入ると被害者家族と和解が成立。

画期的なのはその後の展開。
森永乳業は、被害者の会との協力の下に、ヒ素ミルクの被害者達の療養や生活を支援する取り組みを続けていると言うのだ。

企業を動かすのは企業人。
人の考え方が変われば、企業も変わることができる。

有名企業の不正を暴くニュースが続く中で、森永製菓の「1 cチョコ for 1 スマイル」と、森永乳業のヒ素ミルク被害者支援という、森永グループの二つの取り組みに、日本企業の心意気を感じてちょっと嬉しくなった。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

夕食後。
今日も母娘でカカオ70%チョコを1個ずつ頬張る。
便秘解消効果と、認知症予防効果、そして、もう一つ、
カカオの国の子供達に笑顔を届けようという森永製菓の取り組みへの応援効果も期待して。

 

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