2012.06.07

本線、支線、生命線~蔦の絡まる家物語、その後~

我が家の北側の壁に喰いついた蔦。

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ももこの太い細腕で


五十肩もなんのその。
 ヒッパレ~♪
 ヒッパレ~♪

手の届く範囲の蔦は引っ剥がし、

ついでに2階の小窓の網戸をふっ飛ばし、

ついでに家の壁の板もひっ剥がし、

 ヒッパレ~♪
 ヒッパレ~♪

そして、だんだんとわかってきた。

壁に喰いついている蔦の蔓は、

うんと細い、何十本もの支線の蔓と、

木の小枝ほどの数本の支線と、


そして・・・


直径1.5センチほどの、
壁にがっちりとくっついている、


本線


がある。

憎い蔦めは、
元から絶たなきゃ駄目!


五十肩の太い細腕に渾身の力を込めて、
この本線を壁から引っ剥がして、
キッチン鋏で

 ゴーシゴシ~
 ゴーシゴシ~

木の枝状のぶっとい蔓の茶色い表皮に傷がついて、
緑色の中身が見えたところで、


 エイヤ~~~!!!

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本線をちぎりました!!!

私の観察と理解が正しければ、
生命線を絶たれた蔦は、そのうち枯れることでしょう・・・

あれから2週間。

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生命線切断作戦は功を奏したようです。


しかし。

問題はなおも残る。


枯れたとはいえ、壁にへばりついたままの蔦を何とか取り除かねばならない。


それに・・・


生命線を絶ったとはいえ、地面から生えている蔦は健在。

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このまま放置すれば、すぐに蔦を伸ばして我が家に喰いつくこと間違いなし。

この蔦の根元を退治するにはどうすればよいものか・・・


蔦の悩みはまだまだ続く・・・・


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2012.05.21

3万円!? 蔦の絡まる家騒動、つづき

屋根まで蔦に絡まれてしまった我が家。

 ヒッパレー♪
 ヒッパレー♪

ももこの細腕の届く限りの蔦を

 ヒッパレー♪
 ヒッパレー♪

2階への階段突き当りの小窓に喰いついた蔦も、

 ヒッパレー♪
 ヒッパレー♪

その拍子に小窓の網戸が


すっぽーん!


と飛んでいってしまった、その時。


ピンポーン!


玄関の呼び鈴が鳴りました。


只今取り込み中の我が家の呼び鈴を押すのはいったい誰だ?

ドアを開けると現れたのは、頭に黄色いタオル、足元は地下足袋のお兄ちゃん。


「お庭の雑草、ずいぶん伸びてますねえ。きれいにしませんか??」

あらら、植木屋さん?

「はい!」

お兄ちゃん、ちょうどいい時に来てくれたわ。
ちょっと、うちに上がって、勝手口から北側の壁を見てくれない?

「はい!」

お兄ちゃんは地下足袋の10個のこはぜを外して、茶の間を通って勝手口から北側の壁を見上げる。

「これは大変! すぐに採らないと、屋根瓦が動いて雨漏りしますよ。」

そうよねえ! 
お兄ちゃん、やってくれる?

「はい! 3人で来てますから、このぐらいならすぐできますよ。」

で、いくらぐらいでやってくれる?

「そうですねえ。雨どいの中もきれいにお掃除して7万円ってとこですかねえ!」

7万円? そんな大金、私のお財布には入ってないなあ・・・

「蔦を取るだけなら3万円でいいですよ!」

3万円なら何とかなるかなあ・・・頼んじゃおうかなあ・・・


ふと、後ろをふりむくと、母が無言でしきりに首を横に振っている。

うん? 
3万円でもまだ高い?

必死に首を横に振り続ける母・・・


こんなにはっきりNo!の意思表示を母にされては、頼むわけにはいかないか・・・

お兄ちゃん、ごめんね。

何しろ、ついさっき、この蔦の状態に気が付いたばかりなのよ。
ちょっと家族と相談してみることにするわ。お隣にも声をかけないといけないしね。

「わかりました!」

お兄ちゃんは、地下足袋の10個のこはぜを順々にはめて、去っていきました。


で、お母さん・・・3万円はやっぱり高かったかなあ?

「あの植木屋はどうしようもない奴なんだよ。」

ええ? お母さん、あの植木屋の兄ちゃん、知ってるの?

「前にも、庭の雑草を取りますって来たんだよ。」

ふーん。で、雑草を取ってもらったの?

「ちょうどいいところに来たと思ってさ。
"庭の草、全部抜いて、きれいにしてちょうだい"って言ったんだよ。」

草の刈り残しがあったの?

「その反対だよ。」

ええ?

「草を全部抜いてきれいにしてちょうだいって言ったらね。
私がお茶の支度をしている間に、庭の隅にあった酔芙蓉の植木まできれいさっぱり抜いちゃったんだよ。」

えええ???

「あの酔芙蓉は毎年見事な花を咲かしてたんだよ。いくら、全部刈ってくれと言ったからって、雑草と酔芙蓉の区別ぐらい、植木屋ならつきそうなものじゃないの!」

(うーん・・・「全部刈って」と言った方にも少々責任はあるけどねえ・・・)

「あんな気の利かない植木屋に仕事を頼むものじゃないよ。」

そうだったんだ・・・そんなことがあったのでは、あのお兄ちゃんには頼めないねえ。

でも・・・でも・・・

屋根まで絡まる我が家の蔦、誰に抜いてもらえばいいのよ・・・・???

悩んでいる間にも、初夏の日差しを浴びて蔦の蔓はぐんぐん伸びていく・・・


《つづく》


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2012.05.16

母さん、あの帽子・・・蔦の絡まる家物語(つづき)

我が家の北側の壁から屋根までこんもりと蔦に覆われているという衝撃の事実発覚。

せめて、2階の階段上の小窓をふさぐ蔦を取り除こうと、小窓を開けて、


ヒッパレー♪
ヒッパレー♪


綱引きよろしく蔦を引っ張っていたその時!


スッポーーーーーーーン!


飛んで行ってしまいました。

何がって?

小窓の網戸。

すっかり蔦に取りつかれていた小窓の網戸。

蔦を勢いよく引っ張った拍子に、

スッポーーーーーン!

と、飛んで、飛んで、見えなくなってしまいました・・・


   母さん
   僕のあの網戸、どうしたでしょうね。


ももこの母さん「隣の庭に落としたんでしょが。まったく、あんたはしょーがないねえ!」

「人間の証明」など見たことも聞いたこともない母に叱られてしまいました・・・


その時。


 ピンポーン!


玄関のドアを開けると、そこに立っていたのは・・・

つづく(笑)

・・・・

母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね。

角川映画、「人間の証明」で有名になったこのフレーズは、西條八十の「僕の帽子」という詩の一節でした。

・・・・・


  ぼくの帽子

                西條八十


母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
ええ、夏、碓氷(うすひ)から霧積(きりづみ)へ行くみちで、
谿底(たにぞこ)へ落としたあの麦稈(むぎわら)帽子ですよ。

母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
僕はあの時、ずいぶんくやしかつた、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。

母さん、あのとき、向(むかふ)から若い薬売(くすりうり)が来ましたつけね。
紺の脚絆(きやはん)に手甲(てつかふ)をした。
そして拾はうとして、ずいぶん骨折つてくれましたつけね。
だけど、たうたう駄目だつた。
何しろ深い谷で、それに草が背丈ぐらゐのびていたんですもの。

母さん、ほんとにあの帽子どうなつたでせう?
そのとき傍で咲いてゐた車百合の花は、
もうとうに枯れちやつたでせうね、
そして、秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。

母さん、そしてきつと今頃は、今夜あたりは、
あの谷間に、静かに雪が降りつもつてゐるのでせう。
昔、つやつや光つた、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いたY.Sといふ頭文字を埋めるやうに、
静かに、寂しく


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2012.05.14

ヒッパレー♪ ヒッパレー♪

気が付いたら我が家は屋根まで蔦の絡まる蔦屋敷になりつつあった。


この驚愕の事実を発見した翌日。
とりあえず、手の届く範囲の蔦退治を試みることに。


蔦がはびこる北側の壁へ通じる勝手口は、少なくとも過去10年は開けられたことがない。


勝手口の錆びついたドアを

エイ、ヤー!

と、こじ開けて、お隣との境目の塀と、蔦の這う我が家の壁のわずかな隙間に降り立ってみた。


うわーーーー!

びっしり~~~~

縦横無尽とはこのことだ。


とりあえず、目の前の蔦を、


ヒッパレー♪
ヒッパレー♪


ずるずるずる~~~~


いったいどこまで続いてるんだ???


なんと、ちょっとした小枝ぐらいの太さのつるが出現。

そこまでくると、私の力ではびくともしない。

枝切ばさみで、 

ボッキン

と切って、蔦の塊を特大ゴミ袋に押し込んだ。


私の背の高さまでは、緑色の壁からベージュ色の壁に戻った・・・

しかし、所詮は気休め。またすぐ伸びてくるだろうし、2階から屋根は緑色のままだ。


そうだ。

せめて、階段の上の2階の小窓の葉っぱだけは退治してみよう。


家に入って、階段を上った突き当りの小窓を開ける。

蔦に捕われた網戸は開かないので、反対側の窓を開けて、


ヒッパレー♪
ヒッパレー♪


ずるずるずる~~~~


その時!!!!!

つづく(笑)

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2012.05.13

蔦の絡まる・・・

築40年木造モルタル2階建ての我が家の北側には窓がない。

いや、一つだけ窓がある。

階段を上った突き当りの小窓。

この小窓からはお隣の庭が丸見えなので、いつもは閉め切ったままである。
しかも、階段を上った左側の部屋のドアはたいてい開けっ放しで、その窓をふさいでいる。

つまり、この小窓を開けることもなければ、窓そのものを昼間見ることもめったにない。

数日前、この2階の小窓がたまたま目に入った。

見てみてびっくり!

緑一色!!!

え? なんで????

この小窓の向こうにはお隣の庭とおうちが見えたはず・・・


めったに開けない小窓を開けてみて、またビックリ!


葉っぱ、葉っぱ、葉っぱ、葉っぱ、葉っぱ、葉っぱ、葉っぱ、葉っぱ・・・・

葉っぱがびっしり!

恐る恐る手を伸ばしてみると、葉っぱどもは根っこのようなモノでつながっていて、その根っこのようなモノが我が家の壁にへばりついている、というか・・・

喰いついている!!!!

嫌な予感。


サンダルを履いて、お隣の家のさらに向こう側の路地から我が家を眺めてみた。


我が家の北側の壁は・・・


ほとんど屋根まで緑色~~~~~!!!!!


わーーーーー!!!


おうちが、わたしのおうちが、


葉っぱのお化けに食べられちゃう~~~~!!!!

緑のカーテンは省エネ効果があるというけれど、この葉っぱのお化けはどう見てもお化けにしか見えません。

このお化け、どうやって退治すればいいんだろう?


葉っぱのお化けの夢を見そうで、今夜は怖くて眠れない~~~~

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