2017.09.17

9月号も大成功~たんぽぽライブ♪

9月の第三土曜日の午後は
たんぽぽライブ9月号でした。
台風接近中ということで、
雨が心配されたのですが、
企画屋Momokoの晴れ女パワーか、
いえ、それよりも、
たんぽぽに集う皆さんのエネルギーに空が圧倒されたようで、
夕方まではポツリポツリと小雨程度で持ちこたえてくれました。

実は、9月号のたんぽぽライブのご案内のチラシに
企画屋Momokoのうっかりミスで、
ダンサーの杏歌さんのお名前を抜かしてしまったのです。
ごめんなさいね、杏歌さん!

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というわけで、音楽仲間のみなさんに
「チラシには載ってないのですけれど、
 たんぽぽの杏歌さんが“セキジャニ”の曲をダンスしますので
 よろしくお願いします」

とアナウンスしたら・・・
「セキジャニ・・・ですか・・・?」
全然、話が通じない。

そして、10秒後。
「カンジャニですね!Momokoさん!」

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そんな企画屋Momokoの頼りなさにもかかわらず、
ご出演の皆さんも、
お店にお集まりの方々も、
そして、たんぽぽスマイルズのシンガー、ダンサーさん達も
張り切って歌って、踊ってくださって、
おかげさまで、たんぽぽライブ9月号も大成功!

今回ご出演の皆さん・・・
Tedさんも、ウクレレ亭ロータさんも、よしえさんも、CELLさんも
様々なシーンでライブをされるミュージシャンの方々ですが、
たんぽぽライブで聞かせていただく歌と楽器の響きは、
のびのびと、しみじみと、ほのぼのと
たんぽぽサウンドになって聞こえます。
たんぽぽスマイルズとのコラボも、
ライブ前の緊張のリハーサルを経ての本番では、
皆さんそれぞれに本領発揮。

これはみんな、たんぽぽライブの魔法。

そして、たんぽぽライブの魔法は、
みんなが、みんなにかける魔法ですね。

さてさて。

たんぽぽライブ、10月はお休みで、
次回は11月11日(土)の11月号です。
秋深まるころのたんぽぽライブは
どんな音が聞けるでしょうか・・・

というわけですから、
次回の11月号でも
たんぽぽライブでお会いしましょう!

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2017.09.09

愛ですよ、愛、ご同輩

9月最初の木曜の夜
下北沢の蒼い月に集まった
4人の語り手と歌い手達。

一人目の語り手が読み解く二つの絵本。
一つ目は、夜空にひとり光を放つお月さまの一人称の語り。
二つ目は、厳しさと優しさを背中で伝える男の物語。

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ウクレレを抱えた二人目の歌い手は、
よき語り手でもある。
昭和の時代の名優の逸話を生き生きと語ったあとの、
端正な歌声とウクレレソロが冴える。

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新しい弦を張ったギターを抱えて
マイクに向かった3人目の歌い手は、
振るえる膝と指に戸惑いつつ、
いつになく真剣に歌とギターに取り組む。

「かなり練習しましたね~♪」

友人の優しいコメントに、
悔し涙を流す、あまのじゃくな弾き語りすと。
一年後の還暦の夜には、
もっと軽々と、素敵に弾き語ってみせるぞと、
心に誓いつつギターを置いた。

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ギターの真髄は旋律とリズムにあり。
オーガスチンREDを張ったギターで
レパートリーに磨きをかける最後の歌い手。
パーカッションは、頼るものではなく、
一緒にサウンドを創るものだと、
今夜も感じさせてくれた。

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4人の演者がそれぞれに、
楽しげに、大真面目に奏でる姿を
楽しげに、暖かく、見守ってくださった方々に感謝。

蒼い月の音楽と語らいの夜は更けていく。
次に皆が集まる時には、
どんな歌と語りを分かち合えるだろうか。


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この夜Momokoが弾き語ったのは

Love Me Tender(エルビス・プレスリーの歌)
When I'm Sixty-Four(ビートルズの歌)
Fly Me to the Moon(ジャズのスタンダードナンバー)
シェガ・ジ・サウダージ(ブラジルの歌)
夏の終わり(Momokoの歌)
Rosa(ブラジルの歌)

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2017.08.22

空の下、最高!

8月の3回目の日曜日は、
中野セントラルパークにて青空ライブの日曜日。
何日も前から、みんなして空を見上げてお天気の心配してた。

Momokoもお天道様にお願いしました。

第一希望。青空
題に希望。青空時々曇り空
第三希望。曇り空時々青空
第四希望。曇り空
ということで、よろしくお願いいたします

ってね。

そしたら、何と!
第三希望がかないまして。
ほどよい暑さの日曜日になりまして。
子供連れのファミリーや、お友達連れの皆様で
のびのび、賑やかな公園の日曜日。

Momokoを空の下で歌わせたら、
羽が生えて飛んでっちゃうんだよ。
ステージの上にいるなんて、
誰かに聞かせるために歌ってるなんて、
すっかり忘れちゃうんだよ。

歌いたくなった歌を
歌いたいように歌うんだよ。

調子に乗って歌ってたら

「そろそろギターのチューニングをした方がいいのでは?」

と、影の声にささやかれる始末。
やりたい放題のMomokoを
晴れ舞台に出させてくださった主催のjijiさんに感謝。
ほどよい合いの手の助け舟を出してくれる
司会のyoukoちゃん、ありがとう。
合いの手=愛の手、だね!

一番手のMomokoが勝手気ままに歌ったあとには、
いろんな個性の歌い手さん達が唄います。
その楽しげな歌と笑顔に
子供も大人も、興味津々に寄ってきて、
ステージのまわりはお祭り気分。
絵に描いたような夏休みの一日になりました。

空の下はいいなあ!
いつまでも歌ってられる。
どこまでも歌ってられる。

いつまでも、どこまでも・・・

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Momokoが調子に乗って唄ったのは・・・

サモア島の歌(ポリネシア民謡だそうな)
イパネマの娘(ブラジルの歌)
Wave(ブラジルの歌、替え歌 by Momoko)
カヌーを漕いで(サンバの師匠の曲、お友達の日本語詞)
ソーニョ・メウ~私の夢(ブラジルの歌)
Felicidade~しあわせは(ブラジルの歌、替え歌 by Momoko)
ふんわり・まんまる・明石焼き(Momokoオリジナル)
夏の終わり(Momokoオリジナル)
ウンパッパ!(ペギー葉山が“みんなの歌”で歌ってたそうな)

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ほんとに夏祭りになりました~たんぽぽライブ8月号

8月の第三土曜日。
たんぽぽライブ8月号でした。

「たんぽぽライブで暑気払い♪」のはずが、
8月に入ってから、梅雨に逆戻りか?という空模様。
キャッチコピーを、

「湿った空気を吹き飛ばせ~たんぽぽライブは夏祭り♪」

に、急きょ変更。

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そうしたら、ほんとうに、たんぽぽ夏祭りライブになりました。

野川小麦さんのオルゴールと歌は、
田舎で過ごす夏休みを思いだす懐かしい曲の数々。

そこに現れたあかつきえにしさんの歌と語りで
一気に”えにしワール”に連れていかれて、顔がほころび、

佐藤真規さんのスタイリッシュなピアノ弾き語りに
大真面目に聞き入っていたら、まんまと笑いのツボにはまり、

エレキギター引っさげて登場のとんこつ君+Catさんの
超ゴキゲンなサウンドに皆々大盛り上がり。

マイクを手にして一人で登場のCELLのLINDAさん。
ご自身でアレンジされた音源をバックにゆるりと歌い上げる。

なんと素敵な夏祭り! 終わってしまうのが惜しいような・・・
いえいえ、終わりではありません。

毎回、司会を担当してくださる大塚工さんの
盲学校時代の同級生、菊池洋一さんが突然ギターを弾き出して、
大塚さんが熱唱しました「また逢う日まで」。

お天気も、気分も、晴れやかでしたね、
たんぽぽライブの夏祭り。
めでたし、めでたし・・・と、しめくくりたかったのですが・・・

東京地方を襲った凄まじい雷雨。
みなさま、帰り道は大変な思いをされたことでしょう。
どなたさまも何とかご無事でおうちに帰られたと伺って、
ほっと胸をなでおろした、たんぽぽライブ仕掛け人でした。

さてさて。

9月号は、9月16日(土)の午後。
またまた、ゴキゲンなミュージシャンが集まりますよ。
そして・・・
9月は、たんぽぽスマイルズ登場です!

というわけですから・・・

来月も、たんぽぽライブでお会いしましょう♪

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2017.08.03

蒼い月の自由な夜に

下北沢の蒼い月に
おもいおもいに集う人々。

出会いと別れに思いを寄せつつ、
命の連環を綴る物語を読み聞かせる人。

面白可笑しく歌いつつ、
初めて訪れたリオの街の衝撃を思い起こす人。

音色と言葉とリズムの表現を
もっと、もっと!と追い求める人。

それぞれのスタンスで、
それぞれの息づかいで、
蒼い夜に集う人々。
それぞれに演じ、
それぞれに耳傾ける。

そんなふうに
自由でいさせてくれる
蒼い月の夜に感謝。

何のために歌い、語るの?
自分のため。
そして、ちょっぴりだけ、あなたのため。

そんな気まぐれなMomokoの胸が
ほんの少しだけ疼く。

Blue Moonの看板に惹かれて
この夜、初めてカウンターに座られたお二人に
蒼い月に流れる音は
どんなふうに届いたのか、通り過ぎたのか・・・

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この夜、歌ったのは
アイスクリームの歌(童謡)
ふんわり・まんまる・明石焼き(Momokoオリジナル)
おいしい水~Agua De Beber(ブラジルの歌)
Gostoso Demais(ブラジルの歌)
ハッピー・カレーライス(Momokoオリジナル)


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2017.07.22

声のかわりに肩を出してみた~スーパースリーライブ@農家

スーパースリーライブ@農家まで
あと1週間というころになっても、
夏風邪に始まった喉の不調は続いていた。
日常会話は何とかできるようになったものの、
咳は止まらず、歌うと声はかすれる。

Ray♪さんとMomokoの二人の女性ボーカルで
「いい歌」と「いけない歌」をお届けするというコンセプトのスーパースリー。
「いい歌」担当のMomokoが唄えないでどうする・・・?

そこは、さすが、名プロデューサー、Tedさん。
Ray♪さんの魅力を最大限に生かしつつ、
Momokoの出番も様々に工夫してくださって、
今回も楽しいステージになった。

最近のスーパースリーライブのお楽しみコーナー、
「三崎町の女」のMomokoの”なんちゃってラップ”は、
喉の不調で自主練もままならず、
iPadを見ながらのお披露目になってしまったけれど、
10年前にリオの青空市場で買ったサンドレスのおかげで
ちょっとはお楽しみいただけたようではある。

そして、最後の最後。
この一曲だけはどうしても歌いたい、歌わねばと
温存した声で臨んだ「錆びたガードレール」。
TedさんとRay♪さんの、優しく寄り添うようなコーラスに助けられて、
気持ちよく歌いきることができた。

独りのライブでは味わえないチームワーク。
仲間のお二人に助けられ、支えられた農家ライブ。
しみじみと幸せだった。

それにしても気になる、この喉の違和感。
夏風邪の回復と同時に、
この喉に何かが起こっているような感覚。
眠りから覚めた喉から、
どんな声で、どんな歌が唄えるだろうか。

8月1日の蒼い月の夜に。。。


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2017.07.11

歌ってよし、聞いてよし、食べてよし~たんぽぽライブ7月号でした♪

七夕さまの翌日の土曜日は真夏の猛暑。
たんぽぽライブ7月号ご出演の皆様も
遊びに来てくださる方々も
西立川のお店まで、汗かき、汗拭き
集まってくださいました。

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今月も大塚工さんの名調子で
たんぽぽライブの始まり、はじまり。

1組目はakicoさん、高崎幸子さん、徳永和幸さんの仲良しトリオ。
ギターに太鼓にパーカッションをとりかえっこしながら、
ブラジルの歌や昭和歌謡など聞かせてくれました。
カラオケボックスでの秘密の特訓の成果!?
和気あいあいの楽しいライブでした。

足立区舎人のエンタテイナー、青木譲さん。
ギターとピアノ弾き語りで、さだまさしからビリー・ジョエルまで。
のびのびとした歌声を聞いていると、気持ちよく背伸びがしたくなりました。
スタンダードな選曲に、聞く人それぞれの想いが重なる暖かいライブ。

「今日から暑中見舞い解禁ですから」と上田昌典さんが歌い出したのは
キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」。
CDプレイヤーの不具合でご迷惑をおかけしましたが、
そんなトラブルも前向きに活かしたゴキゲンな演奏。
ゲストの桑島明大さんとの共演も爽やかでしたね。

青森の陽水さんことTom.S.さん。
この日、地元青森では、音楽仲間の皆さんが
野外ステージでボランティア演奏中。
東京支部長、Tom.S.さんはたんぽぽライブで、
陽水さんと吉幾三さんの一人二役熱唱!

そして最後はCELLのお二人・・・ではなくて、
今月はギター&ボーカルのLINDAさんのソロ・・・でもなくて、
何と、全編ピアノ弾き語りのLINDAさんのステージです。
たんぽぽライブの音響機材のセッティングから
ライブ中の音の調整まで一手に引き受けてくださるLINDAさんが、
いつの間にかダンディーなミュージシャンに変身。」
しっとりとしたピアノで聞くお馴染みの曲に
汗がすーっと引いていきます。

今月も大塚さんの語りは絶好調。
お馴染みの美輪明宏さんの登場に拍手喝采。

じりじりと暑い土曜の午後でしたけれど、
出演者の皆さんも、聞きに来てくださるお友達も
お店でお仕事のたんぽぽさん達も
ふわっと力が抜けて、ほろっと笑顔がこぼれる
のんびりとした土曜の午後になりました。

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来月のたんぽぽライブは
夏真っ盛りの8月19日の土曜の午後。
愉快な仲間と、美味しいメニューが待ってますよ。

というわけですから、
8月もたんぽぽライブでお会いしましょう!

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2017.06.19

本気だから盛り上がるんだよね!たんぽぽライブ6月号

たんぽぽライブの日は天気は腫れ!と決まっているようで、
6月号が開催された6月17日の土曜日も
梅雨入りしたとは思えぬいいお天気。

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今月は3月号に続いてのスペシャル企画。
“たんぽぽスマイルズ”・オン・ステージです。
ライブが始まる前から、ランチタイムのお客様や、ライブに来てくださったお客様でお店は大賑わい。
ということは、たんぽぽスタッフさん達は大忙し。
リハーサルもそこそこにお仕事に戻られます。

1番手のウクレレ亭ロータさんが中森明菜の「スローモーション」を弾き語り始めると、
ざわついていた客席がロータさんの弾き語りにすーっと惹きこまれる。
端正な歌と、凝ったウクレレ・ソロにみんなして聞き入りました。

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たんぽぽの空間を香奈色に染めてしまう伊藤香奈さんのピアノ弾き語り。
誰も知らないと思ってたカバー曲を一緒を口ずさむ声が客席から聞こえてきた・・・
ライブならではの楽しさですね。

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ボーカルのプラムさんとピアノのTedさんは今日も楽しいステージ。
お二人共作の名曲、「さくらひらひら」は、たんぽぽライブの常連さん、高田真由美さんが地元の柴崎学習館で自主製作された短編映画の音楽に使われたそうです。
最後には、ザ・カシューナッツなんていう二人組が登場して盛り上がりましたね。

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そして、ピアノのすーさんとギターのLINDAさんのデュオ、CELLのひと時。
紫陽花に思いを馳せ、「夏は来ぬ」をCELL模様に奏でる。素敵なライブのひと時でした。

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今月も司会は大塚工さん。
軽妙な話術の中に出演者の紹介をさりげなく織り込んだ運びはさすがです。

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そして、5組目のご出演は、たんぽぽスマイルズの皆さん。

紫陽花色のドレスで高田真由美さんは、Tedさんの伴奏で「六月の花嫁」を歌い上げます。

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CELLのお二人の伴奏で、大好きな渡辺美里の「サマータイム・ブルース」を歌ってくださった舟山理恵さん。

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畑中但さんは中島みゆきの「時代」を、伊藤香奈さんのピアノとともに丁寧に歌ってくださいました。

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中間洋子さんの今回の曲は「涙そうそう」。ウクレレ亭ロータさんのウクレレとの呼吸もバッチリでしたね。

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そして最後は、オレンジ色のユニフォームで登場のたんぽぽダンサーズの4人組。「恋するフォーチュンクッキーを思いっきりノリノリに踊りました。

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出番が終わったたんぽぽスマイルズの皆さん。
「楽しかったー!」と会心の笑顔の人。
「緊張したー!」と打ち明ける人。
「間違えちゃった・・・」とちょっぴり落ち込む人。
いろんな思いでいっぱいになりました。

それは伴奏のミュージシャン達も同じこと。
たんぽぽスマイルズさんとのコラボは、自分のライブと同じぐらい、あるいはそれ以上の緊張感をもって臨みます。

楽しさと、そしてちょっぴりの悔しさも、体当たりで体験する。
それがライブの醍醐味だと、たんぽぽスマイルズの皆さんも、ミュージシャン達も、身をもって感じたライブになりました。

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さて、7月号は7月8日の土曜の午後。
個性的な5組のミュージシャンがやってきますよ。

というわけですから・・・
来月も、たんぽぽライブでお会いしましょう♪

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2017.06.06

Momokoおばさんの挑戦

5月27日の土曜日は、
何だかんだと毎月参加しているたんぽぽライブで
久しぶりにMomokoの出番。

この日は、マサゴロウ改めジュリアン柴田さんが
たんぽぽライブに初登場。
実はジュリアンさんが大好きなMomoko。
これはまたとない機会!と
ジュリアンさんのオリジナル曲、「ウェストサイドの観覧車」を
ジュリアンさんのピアノ伴奏で歌わせていただいた。

ロックなピアノ弾き語り、ジュリアンさんの歌、
一人称で語られる30代の彼の歌を、
還暦目前のおばさんが歌う。
なんとも無謀で滑稽な挑戦だけれど、
これが最初で最後なんだからと、練習に励む。

たんぽぽピアノの横に立って、
ジュリアンさんのロックバラードなピアノを聞きながら
ひと言、一言、うたっていく。
緊張で頭の中は真っ白だったけれど、
幸せな8分間でした。

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そして、長かった5月の最後の出番は、
30日、火曜の夜の下北沢blue moonのフリーライブ。

「下北沢の思い出」と銘打ったこの夜の
Momokoのトーク&ライブの40分。
その昔、下北沢南口の餃子の王将の向かいにあった
「ピエロ」という名のイベントスペースの出来事を語る。

この夜は、18歳の少年のオリジナル曲を歌った。
ピエロで出会った玄米君。
鳥取から上京したての18歳の少年。
純朴な外見からは信じられないほどのギターテクニック。
ひとたび歌い出せば、少年からアーティストに変貌する。

18歳の言葉と感性で玄米君が唄った曲、
「はじめてのパーマ」を
還暦間近のMomokoおばさんが、
つたないギターで弾き語る。

あれほどの才能とオーラを持ちながら、
ある日突然、音楽世界から消えた玄米君の曲を、
平凡な丸顔のMomokoおばさんが歌う。

彼に聞かれたくないような、
いや、どこかで聞いていてほしいような、
そんな、「はじめてのパーマ」。

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18歳の少年の歌をうたい、
30代のロックシンガーの歌をうたう。
なんと無節操なおばさんなんだろう。

でも、いいじゃない?
自分とは世代も世界もまったく違う
二人の男性シンガーと
ほんのちょっぴりだけ、自分を重ねてみたい・・・
そんな夢を抱いたって・・・いいじゃない?

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サンバはハズレのカード~障害者施設で歌った午後

5月の半ばの木曜の午後、
西武線沿線の障害者施設を訪問しました。
自宅などでの生活が難しい身体障害や精神障害をお持ちの方々が暮らす施設。
100名あまりの方々が生活していらっしゃいます。

事前に打ち合わせに伺った時に、
担当の職員の方にお尋ねしました。

「年代的には何歳ぐらいの方々がいらっしゃいますか?」
「20代から80代です」

20代から80代・・・? 
これは困った。
いったい何を歌ったらいいんだろう?

お花見や文化祭といった行事でのステージならば、
野外ライブと同じ雰囲気で演奏曲が思い浮かぶ。
けれど、今回のご依頼は平日の午後。
「書道」、「ペーパークラフト」、「ストレッチ体操」といった日中活動の時間割の一コマです。

職員の方にさらに聞いてみました。
「今までにはどんな演奏の方がお見えになりましたか?」
「音楽大学の合唱団の皆さんや、プロのジャズミュージシャンの方々などが来てくださいました」

なんと、本格的な音楽家の方々が訪問されているらしい。
しがない弾き語りの私に、いったい何ができるだろう・・・
施設で生活する20代から80代の方々の日常生活のの一コマで、
いったい何をどう歌ったらいいのだろう?

一週間悩みに悩んだところで、ひらめいた。

えーい!ゲームにしちゃえ!

1.東急ハンズで、裏が白紙のマジック用のトランプセットを購入。1セット53枚入り1000円。

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2.我がレパートリーから、日本の歌、世界の歌、日本語で歌うブラジルの歌、ポルトガル語で歌うブラジルの歌など30曲をチョイス。

3.1枚のカードに1曲、油性ペンで曲名を書く。

4.30枚のカードをシャッフルして、一枚ずつめくっては、裏面に書かれた曲を歌う練習開始。
  弱視の私は譜面や歌詞を見ながら歌うわけにはいかないので、どのカードの曲もさっと歌えるようにしなければ。

そして迎えた施設訪問日。
1階の広々とした食堂にお集まりの十数名の方々は、40代から60代ぐらいとお見受けして、ちょっぴり安心。
テーブルに、やおらトランプを裏返しにして並べ始める私に、皆さん、興味津々。
神経衰弱でも始まるの?

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「お一人、一枚ずつ、カードをめくってくださいね。
 裏には曲名が書いてあります。その歌をうたいまーす!」

最初のおじさまが引いたカードは大当たり~

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さだまさしの「道化師のソネット」

その後もお一人ずつ順番にカードをめくっていただく。
「瞳はダイヤモンド」「りんご追分」「百万本のバラ」と、
「当たり」のカードが続いたところで、
次のおじさまが「ハズレ」のカードを引いてしまった。

「ビリンバウ」

皆さんが知らないブラジルの歌は「ハズレ」カードなのです。
見るからにガッカリ顔のおじさまは、
「もう一枚、引く!」とおっしゃいましたが、
いえいえ、これが今日のルールですから、と
無理やり聞いていただきました~ビリンバウ!

そうやって一枚、一枚めくっていただいたカードの曲を
一曲、一曲うたっていくうちに小一時間が経ちました。

「では、最後に、カードを全部表にして、
 皆さんのお好きな曲を選んでいただきましょう」

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最後に皆さんが選ばれたのは、「コーヒールンバ」。

「これはもともとはラテンアメリカの曲なんですよ。
 日本では誰の歌でヒットしましたっけ?」」

と問いかけると、それまで無口だったおじさまが、ひとこと、

「西田佐知子」

と答えてくださった。
コーヒールンバを弾き語ったところで、木曜の午後の音楽の時間はお開きに。

「お歌もギターもよかったわよ」と、声をかけてくださるおばさま。
テーブルに広げたカードをまとめて箱にしまってくださるおばさま。
「スペインに行ったことがあるんだよ!」と話しかけてくださるおじさま。

施設に暮らす方々のお人柄にちょっぴり近づけたのが嬉しかった。

つたない演奏と、子供だましのようなカード遊びに
お付き合いくださった入所者の皆さんの優しさがありがたかった。

ギターとアンプを背負っての帰り道につくづく思う。
もっといろいろな音楽を奏でる方々が来てくださるといいな。
気ままな外出が難しいかもしれない入所施設の障害者の方々に、
さまざまな音楽と、それを奏でるさまざまな人達との出会いを楽しんでいただけたらいいな、と。

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